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【鎌倉殿の13人】第43話あらすじ感想~資格と死角|よみがえる比企尼の呪文

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1217年、園城寺で修行していた頼家の遺児・公暁が鶴岡八幡宮の別当となって6年ぶりに鎌倉に帰ってきます。

京の身分の高き方から養子をもらい新たな鎌倉殿とし、自分は大御所となって支えていこうと決心した実朝でしたが…。

鎌倉に不穏な足音が近づいてくるのでした…。

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目次

【鎌倉殿の13人】第43話 あらすじ

嫡男なき実朝。

後継者を巡って思惑が入り乱れる。

もっとも鎌倉殿にふさわしい者は、一体誰なのか。

―オープニングナレーション引用

困惑する面々

「鎌倉殿の跡を継ぐのは、若君のほかはございません」


乳母父の三浦義村は公暁に言います。

必ず鎌倉殿になってみせると、公暁も意気揚々。

実朝の猶子となっている公暁を、義村はまず、義時と再会させます。

そして、公暁を頼朝の血筋にふさわしく文武にすぐれた天下無双だと推すのです。

公暁が政子に挨拶に行った後、義時に告げられます。


「次の鎌倉殿は京よりお招きする」


納得しかねる義村です。

公暁と面会していた政子もやってきて、困惑顔で話します。


「公暁に話していないのですか」


政子も還俗して鎌倉殿になるつもりだと言う公暁に、事実を告げることができなかったのです。

何も知らずに実朝と対面した公暁は、養子の話を聞き愕然とするのでした。


千日参籠

養子の話を聞き、話が違うと義村に怒りをぶつける公暁。

このあと、鶴岡八幡宮で千日参籠に入ります。

義村は、千日参籠の間に実朝を説き伏せると約束し、時間を稼ぐのでした。

千日参籠とは千日にわたって寺社の堂に籠り、神仏に祈願することです。その間、礼拝や読経を行います。

千日参籠の間は、堂内に出入りできるのは世話係の稚児のみで、義村の息子・駒若丸が付くことになります。

義村との連絡係になるわけですね。



義村、義時、実衣は養子の話をくつがえす手だてはないか相談します。


「これが帝のお子だったら、俺も納得してやる」


ありえないことだと高をくくって発言する義村です。




実朝を大御所にというのは政子の発想から出たもの。

義時の猛反発や公暁の鎌倉殿への固執を目の当たりにし、政子は不安になります。

これでよかったのかと、大江広元に相談するのでした。


「尼御台は、今後もご自分の思った道を突き進むべきでございます」


京から養子をとれば、御家人同士のいさかいもなくなるという政子の考えを後押しする広元です。

後鳥羽上皇からの文

跡継ぎについて表明するために、実朝は関係者たちを招集します。

そこへ、千日参籠中の公暁も中断して現れ、話に加わります。


ここはもう一度、宿老が時をかけて話し合うべきではないかと義時が言えば、鎌倉殿に子がいなくても、公暁殿もいれば、うちの息子だっていると、実衣も続けざまに言います。

そこで、実朝が合図を送ると、側近の泰時が後鳥羽上皇からの文を掲げたのです。


「上皇様は、親王様の中から誰かを遣わしてもよいと仰せだ。これならば反対する御家人はいないと思うが」


実朝が顔を向けると、もろ手を挙げて歓迎の意を表す義時と義村です。


「御家人たちも皆、喜ぶと思います」

心ではそんなこと思ってないのが見え見えですね。




一刻も早く話をまとめるために上洛したい実朝だが、鎌倉殿として軽々しく動くものではないと義時に止められます。

しかし、政子がその役を買って出ると、京に詳しい広元の援護もあり、上洛することになったのでした。

今まで一蓮托生のような関係だった広元が、完全に政子サイドに立ってしまったので、義時の孤独さは深まるばかりですね。




話し合いが終わった後、義村は弟・胤義に耳打ちします。


「俺は諦めん。三浦がはい上がる最後の好機なんだ。なんとかしなければ」

上洛する政子と時房

1218年2月、政子は時房を伴い上洛します。

院御所で藤原兼子と対面した政子は兼子を持ち上げつつ、へりくだらず、程よい調子で気を引きます。

以前、丹後局と対面してやられっぱなしだった政子とは違いますね。政子の政においての成長を感じます。

今の天皇は頼仁親王の兄で、后が懐妊しているらしい。

生まれた子が男児なら頼仁親王に次の帝の道はない。


「ならば、代わりに鎌倉殿になっていただけたら、これほどうれしいことはございません」


まんざらでもない兼子の顔を見て政子はさらに続けます。

実現したら、兼子に最高の礼を尽くすと自尊心をくすぐるのでした。




時房が院御所の庭を散歩していると、鞠が転がってきます。

そこへ地味な狩衣姿の公家がやってきて、一緒に蹴ることになり、互いに華麗な蹴鞠を披露しあいます。

見事じゃといい、公家が時房に歩み寄ります。

時房もまた気分をよくし、気安く肩をドンとつく態度に。

そこへ慈円が現れ発した言葉は…。


「上皇様であらせられる」


驚き、無礼な態度を詫びる時房です。


「慈円僧生、わが最愛の子たる親王を鎌倉に与える話、早く決めてやれ」

トキューサ、思いがけずナイスアシストになったんですね。

源仲章の野心

同年4月、実朝の後継者は頼仁親王に決まります。

それに伴い、実朝は後見として左大将に任ぜられ、とうとう頼朝の官職を超えたのでした。

政子も従三位に叙せられることとなりました。

実朝は感謝しつつも、できれば太郎(泰時)も何かの官職に推挙したいと、源仲章に相談します。

仲章は菅原道真公と同じ讃岐守はどうかと献言するのですが…。

泰時は恐縮し、義時は時期尚早だとほのめかします。

廊下を行く義時を追いかけ、仲章が告げます。


「頼仁親王様が鎌倉殿になられた暁には、この源仲章がいわば関白として支え、政を進めていく」


鎌倉の実権がほしい仲章は、義時に引退を勧めるのでした。


義時はこの夜、泰時と語り合います。

讃岐守の件を断ってほしいと。


「いずれお前は執権になる。お前なら私が目指していてなれなかったものになれる」


義時は仲章がいずれ泰時の前にたちはだかることを懸念しているのです。

だから借りをつくるなと。

泰時は最初から辞退するつもりなので、ご安心くださいと言うのでした。

やっと父と子の思いが通じ合った感じですね。

泰時は帰りがけに父に問いかけます。


「父上が目指してなれなかったものとは、なんですか」


義時からの返事はありませんでした。

北条を許すな

頼仁親王が後継者になるという話を耳にし、千日参籠に専念できない公暁は、義村を呼びます。


「私が鎌倉殿になる芽は摘まれた。そういうことか」


若君が鎌倉殿になれば必ず災いが降りかかる、これでよかったのだと無念そうにつぶやく義村です。

どういう意味なのかわからぬ公暁を見て、頼家の死の真相を知らないことに義村は驚きます。

そして、親友の義時を裏切ることはできないと苦悩し、公暁の知りたいという気持ちをかきたて、迷いを吹っ切ったふうを装って言います。


「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって」


不意に公暁に幼いころの記憶がよみがえります。

見知らぬ老婆がやってきて「北条を許すな」と呪文のように繰り返した日を…。


「北条を許してはなりません。そして、北条に祭り上げられた源実朝もまた、真の鎌倉殿にあらず!」


語気を強め、公暁を扇動する義村です。


政子が帰ってきたのは、4月の末。

大仕事を終えた政子は、従三位の喜びとともに達成感に浸っていました。

せーいたいしょーぐーん!と頼朝と喜んでいた姿が思い出されますね。



6月、鶴岡八幡宮にて実朝の左大将の拝賀式、7月8日には直衣始の儀式が執り行われます。

その裏で、公暁は物陰から実朝の凛とした姿をじっと見ていたのでした…。

つづく…


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【鎌倉殿の13人】第43話 感想

「資格と死角」について

まず、資格を考えてみると、鎌倉殿になるための資格というのが考えられます。

義時は、源氏の血筋(厳密にいえば、源氏と北条の血を引くですが…)であることが第一条件だと思ってます。

血筋からすれば資格があって、次の鎌倉殿にいちばん近いのは公暁なわけです。(だからといって、頼家の子である公暁を鎌倉殿になんて、義時が考えているとは思えませんが…)

しかし、政子の入れ知恵ではあるが、義時に対して、実朝、泰時側は真向勝負してきた感じを受けます。

この時点では、政子と義時の関係性が微妙にずれてしまって、気持ちの上での大きな壁ができてしまったようです。

そして結果的に、親王を養子として迎えるために実朝の資格も左大将と格上げになったのです。

(阿野時元も源氏の血筋なので資格はあるけども、鎌倉殿の器ではなさそうです(^^;)

また、義時は泰時にいずれお前は執権になると言いました。太郎が執権となる資格を認められた証拠ですね。


死角を考えてみると、この後継者問題には、いろんな死角があったからこそ、実朝暗殺へと向かってしまうのでしょう。

扱いやすいはずだった実朝が、政子の知恵を借り対抗してきたのは、義時にとって死角だったはずです。上皇様を後ろ盾としてきたのも死角だったですね。

また、政子にとっては公暁の鎌倉殿への執着は死角だったでしょう。実朝のために出した養子案が公暁の出現によって暗雲たちこめていくわけですから。

義時たちが考える鎌倉殿になるための資格をもつ公暁によって、乳母父である自分も上にのし上がろうと思っていた義村にとっても養子問題は死角でした。

今後、鎌倉殿になる(させる)ための策略が繰り広げられそうな予感ですね。

次の鎌倉殿になる気満々だった公暁にとっても、今の状況は予想さえしてなかったものなので、死角だったと言っていいでしょう。

上皇様からの、親王を養子にという手紙も大きな死角でした。まさか上皇が、我が子を差し出してくるはずはないと高をくくっていたので、驚くのも当然です。

これで話し合いで養子の件をくつがえすことができなくなってしまったのです。

思いもよらぬ数々の出来事(死角)によって、またそれぞれの思惑がバラバラすぎて、今後の鎌倉も見通しが悪くなっていきそうですね。


しかし、義村はまだあきらめていないようです。

公暁をたきつけていることからして、実朝暗殺の義村黒幕説をとるのでしょうか。

私は、三浦が生き残るためだけに動いてきた義村の考えは、まだ二転三転すると思うのですが…。


鶴岡八幡宮の地図に大銀杏が示されてました。ということは、もちろん警備の対象となる場所でしょう。

(でなければ、わざわざ木を地図に描く必要ないと思うので)

しかし、公暁はこの木の影に潜み、実朝を暗殺するのです。

地図に示してあるにもかかわらずです。

この大銀杏もまた、それぞれの思惑によって死角となるのでしょう。



義時が目指してなれなかったものとは、いったい何なのでしょうか。

きっと義時は、御家人同士が戦わなければならない世など望んでいなかったのだと考えます。

伊豆にいた頃の小四郎は、真っ白でまっすぐな青年だったんですから。

自分はそれができなかったけど、太郎にならできると希望を託しているんだと思います。

さんざん汚い部分を太郎に見せつけてきた(自ら反面教師となってきた)のに、今ここでそんなこと言ってもしょうがないと思い返答しなかったのでしょう。

梶原、比企、畠山、和田と滅ぼしてきた義時でも、まだ漆黒の闇には落ちていないんだと信じたいです。

見えそうで見えない父の心の中も、泰時にとっては死角となっているのでしょう。




千日参籠を中断し、最初からやり直すことになってもかまわないほどの、公暁の鎌倉殿への執着さもすさまじいものです。表現方法が巧みですね。

表現と言えば、藤原兼子に政子のことを京のうわさとして、稀代の悪女と言わせたところも絶妙です。

かねてから三谷さんは、本当の政子は現代にまで言われるほどの悪女ではなかったんじゃないかという考えをお持ちです。

それをうわさとして言わせ、実際に会ったらそうでもないと兼子に言わせて、政子=悪女を打ち消してしまったのです。

剛腕三谷幸喜、健在です(≧▽≦)


ほかにも気になるところはいっぱいですが…。(仲章がのえに接近してきたり、初の朝時に対する態度とか…)考察すればきりがないのでここまでにしておきます(^^;



ラスト5話!

いよいよ一瞬たりとも目が離せなくなってきました。

ラスト5話で実朝暗殺、承久の乱、義時の死を描くのです。

ジェットコースター並みの展開になりそうですね(^^;

ゴールまで私の感想、考察も頑張ります!



今回の私の注目点
なおらん

今回は軽めに(笑) 頼家の子の公暁の目力に圧倒されます。政子、頼家、公暁と受け継がれる目力の強さ。よくぞ、これほどまでに目力の強い役者さん(小池栄子、金子大地、寛一郎)をキャスティングしてくれたものだと深い感動を覚えます😊

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