【鎌倉殿の13人】義時の後妻伊賀の方キャスト決定！～盟友生田斗真も参戦【第7次出演者発表 】

鎌倉殿の13人も中盤に差し掛かってきた今、6/7（火）Twitterの公式より次のようなお知らせがありました。

＼第七次出演者発表／#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/99svvpTlfP

— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) June 7, 2022

みなさん、発表されてない人物が気になっていたところではありませんか？

ドラマがどこまでやるかによって、登場人物も変わってくるとは思います。

しかし、承久の乱までは確実に描く以上欠かせない人物はいますね。

今回は後半欠かせない人物の発表となったようです。

ナレーションの長澤まさみさんが何かの役で出るとか❓
もしかして伊賀の方❓
泰時の子時氏も出そうですね
地味なところで畠山重忠の息子重保とか

— りんりん (@rinrin4919) June 7, 2022

伊賀の方
平賀朝雅
結城朝光
藤原頼経
安達景盛
あたりかな…??

— T.K.X.(オケピ！再々演熱望) (@TKX08446262) June 7, 2022

今回もまた、発表された役者さんや役どころなどを簡単に解説していきたいと思います。

【鎌倉殿の13人】第7次出演者発表 6/8

今回の発表は、ドラマでナレーターをなさってる長澤まさみさんを起用という嬉しいハプニングでした。

のえ（伊賀の方）→菊地凛子

菊地凛子さんは現在国内外で高い評価を受けている、個性あふれる女優さんです。

ご主人は染谷将太さん。

ご夫婦で第一線で活躍するなんてすばらしいですね。

のえ（伊賀の方）について簡単解説

北条義時の第3の妻と言っているので、伊賀の方でまちがいないでしょう。

1203年比企能員の変により、比企家出身の前妻の姫の前（比奈）と離別したのちに継室となったと見られています。

夫義時の急死後、1224年伊賀氏の変に関わったとされることから、政子によって伊豆へ配流され幽閉の身となりました。

数か月後危篤状態となり亡くなったとされています。

しかし、伊賀氏の変に関しては政子のでっちあげだという説もあるようです。

土御門通親→関智一

関智一さんは、日本の声優、舞台俳優、歌手、漫画原作者と多方面で活躍する方です。

ドラえもんのスネ夫役と言えばみなさんわかるのではないでしょうか。

土御門通親について簡単解説

村上源氏雅通の長男で源通親とも言います。

元は高倉天皇の近臣としてされていた公卿です。

平家滅亡後、高倉範子(藤原範子、藤原範兼の娘)を正室として迎え、後白河院の元にとどまり勢力を得ます。

1195年、源頼朝の娘大姫の後鳥羽天皇入内問題によって頼朝に接近し、翌年には頼朝と手を結んでいた九条兼実を追放することに成功。さらに土御門天皇を即位させ、天皇の外祖父、上皇の院司として絶大な権勢を誇ります。

朝廷の実権を握り、鎌倉幕府に対抗した人物です。

和歌が得意で『新古今和歌集』にも作品が治められているほどの人物です。

平賀朝雅→山中崇

山中崇さんは現在放送されている連続テレビ小説「 ちむどんどん」で東洋新聞社のデスク田良島甚内役で出演されています。

最近ではあらゆるドラマや映画で顔を見ない事はないほど、売れっ子のバイプレーヤーさんですね。

平賀朝雅について簡単解説

源頼朝に重用された平賀義信の次男。母は頼朝の乳母である比企尼の三女で、頼朝の猶子となっています。

北条時政の後妻牧の方の娘婿となり、武蔵守・右衛門権佐を歴任します。

1202年、比企氏出身である母が死去。翌年比企氏と北条氏の対立による比企能員の変では双方と縁戚関係を持つ朝雅は北条氏側として比企氏討伐軍に加わります。その功により京都守護に任じられ上洛。

のちに伊賀、伊勢両国の守護にも就任します。

1205年、将軍源実朝を殺し、朝雅を将軍に立てようとする時政の計画が発覚。時政は執権を退いて出家し、朝雅は北条義時の命をうけた在京御家人に誅殺されてしまいました。

初→福地桃子

福地桃子さんは、父が哀川翔さん、母が青地公美さん、お姉さんに歌手でcossamiのMINAMIさんを持つという芸能一家に生まれた方です。

哀川翔の次女としてではなく「本名の福地桃子として女優になりたい」として父とは異なる事務所を選択した根性のある女優さんですね。

初について簡単解説

初は三浦義村が八重さんに預けた娘で、金剛（北条泰時）といっしょに育った金剛のおさななじみと描かれてますね。

史料によると3代執権・北条泰時の正室で矢部禅尼と言われている方です。

第4代執権・経時、第5代執権・時頼の祖母にあたります。

後に泰時とは離縁することになりますが、理由は不明です。

藤原兼子→シルビア・グラブ

シルビア・グラブさんは父親がスイス人（ドイツ系）で母親が日本人の日本の女優さんで、ご主人は俳優の髙嶋政宏さんです。

ボストン大学卒業後の1997年に舞台『ジェリーズ・ガールズ』に出演以降、女優としてミュージカルを中心に舞台で活動しています。

その後は音楽活動やドラマなど幅広く活動する才女として注目されています。

藤原兼子について簡単解説

鎌倉前期の女性政治家です。卿局 （きょうのつぼね）とも言われています。

後鳥羽天皇の乳母として院政に介入し、将軍源実朝の妻に自分の養女(坊門信清の娘)をすすめ、実朝の後継に頼仁親王を推すなど幕府対策に手腕を発揮します。

今後政子との対決が見ものですね。

承久の乱後その権勢は衰え、後鳥羽上皇が隠岐に配流されたため、失意のうちに没しました。

残りの出演者は翌日の発表となりました。

【鎌倉殿の13人】第7次出演者発表 　6/9

せつ（若狭局）→山谷花純

山谷花純さんは、2008年、12歳の時にドラマ『CHANGE』で女優デビューし、その後も子役として活動を続けていました。

2018年出演した『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』では、結婚を控えた末期がんの患者・富澤未知役だったため、フジテレビの楽屋でバリカンを使って本当に丸刈りにしたことを自身のInstagramで明かし話題になった女優さんです。

せつ（若狭局）について簡単解説

比企一族の気高い娘とあるので、源頼家の側室・若狭局のことでしょう。

父は鎌倉幕府の御家人比企能員で、頼家の庶子一幡の母となります。

比企能員の変により、能員が誅殺されると、一幡の屋敷である小御所に立て籠もった比企一族は北条義時の大軍に攻められ、屋敷に火を放って自害します。

『吾妻鏡』では一幡と若狭局もその時焼死したとなっています。

つつじ（辻殿）→北香那

北香那さんは、高島礼子と矢田亜希子に憧れて、小学校6年生時から芸能活動を始めています。

先輩俳優さんやプロデューサーから高い評価を受けている、期待の若手女優さんです。

つつじ（辻殿）について簡単解説

つつじは、運命の子公暁の母となっているので、辻殿のことです。

父は三河源氏の足助重長で、母は源為朝（頼朝、義経の叔父）の娘です。

1200年、鎌倉殿の地位にあった源頼家の第2子となる善哉（後の公暁）を産みます。

1203年、頼家が将軍職を追われ翌年誅殺されると、善哉は後年僧侶になることが約束されました。

善哉は1211年約束通り僧侶となりましたが、辻殿は前年に出家しています。

トウ→山本千尋

山本千尋さんは、元武術太極拳選手という異色の経歴の持ち主です。

世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを2度獲得した後、女優へ転身し「新世代アクション女優」として注目を集めています。

トウについて簡単解説

トウは善児に育てられた孤児となっています。

善児自体架空の人物として描かれているので、トウについても架空の人物なのでしょう。
（善児のモデルは金窪行親ではないかと言われています）

誅殺という闇の仕事を担う善児に育てられたということは、彼女もまた同じ道を歩んでいくのでしょうか。

とても興味の湧いてくる人物ですね。

慈円→山寺宏一

もうみなさんご存じの山ちゃんこと山寺宏一さんが登場します。

声優であり俳優、タレントなんでもこなすハイスペックなお方です。

七色の声を持つ男と呼ばれるほど、広域の声が特徴です。

慈円について簡単解説

慈円は、平安時代末期から鎌倉時代初期の天台宗の僧で、歴史書『愚管抄』を記したことで知られています。

九条兼実の同母弟です。

天台座主として法会や伽藍の整備のほか、政治的には兄・兼実の孫・九条道家の後見人を務めるとともに、道家の子・藤原頼経が将軍として鎌倉に下向することに期待を寄せるなど、公武の協調を理想としていました。

後鳥羽上皇の挙兵には反対しており、それを諫めるために『愚管抄』を書いたとされています。

また、歌人としても有名で、小倉百人一首では「おほけなく　うきよのたみに　おほふかな　わがたつそまに　すみぞめのそで」の歌で知られています。


そして一人を残して翌日へと発表は持ち越されたのでした。

【鎌倉殿の13人】第7次出演者発表 　6/10

いよいよラスト1人の発表です。

源仲章→生田斗真

来ましたねー‼最後の1人に大物が。

発表されると同時にSNS上は色めきたちました(≧▽≦)

大河ドラマ出演も3回目となり、風格が出てきましたね。

小栗旬さんとの共演は『ウロボロス』以来でしょうか？（間違っていたらすみません）

後鳥羽上皇の側近という役で尾上松也さんとの化学反応も楽しみです。

源仲章について簡単解説

父・光遠も後白河院の近臣として務めるなど、院近臣の家に生まれて後鳥羽上皇に仕えます。

早くから鎌倉幕府にも通じて在京のまま御家人としての資格も得るのです。

その後、鎌倉に下って1206年頃より、3代将軍となった源実朝の教育係となります。

実朝から気に入られた仲章は将軍の御所の近くに邸宅を与えられます。その一方で、時折上洛して後鳥羽上皇に幕府内部の情報を伝えるなど、今日で言うところの二重スパイの役目を果たしていたとも言われています。

1219年、実朝の右大臣任官の祝賀の拝賀の日、鶴岡八幡宮において実朝の甥の公暁によって実朝と共に殺害されました。『愚管抄』には北条義時と間違えられたと記されているが、二重スパイ的な立場から彼自身が初めから襲撃の目標に含まれていたのではないかとする主張もあるようです。

＼ガイドブックがあるともっとドラマを楽しめるよ／

【鎌倉殿の13人】第7次出演者発表　まとめ

今回発表された出演者は以上10名でした。

頼朝の死後の鎌倉は、御家人たちの争いや朝廷とのバチバチバトルやらでこれまで以上に暗黒面が浮かび上がってきます。

発表された個性あふれる役者さんたちの奮闘を願って、【鎌倉殿の13人】の後半戦も楽しみたいと思います。

＼U-NEXT　31日間無料トライアル 下のボタンから申し込みできます／

ランキング参加中！
ポチっとしていただけたら励みになります!(^^)!