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【どうする家康】第45話あらすじ・感想考察「二人のプリンス」|たくましき豊臣の跡継ぎと凡庸な徳川二代将軍

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慶長16年(1611年)、将軍職を秀忠に譲って大御所となった家康は古希(70)を迎え、再び駿府城を居城として大坂を睨み据えていました。

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目次

【どうする家康】第45話 あらすじ

一方、大坂城という堅固な籠の中で茶々が手塩にかけて育てた豊臣家の御曹司・秀頼は、父の秀吉に似ぬ偉丈夫に成長していました。

徳川と豊臣

家康が上方から去るやいなや、大坂では関ケ原で敗れて牢人となった者たちを大勢抱え込み、鉄砲や武具を集めるなど、戦に備えて活発な動きを見せ始めます。

世間では徳川と豊臣がぶつかるのではないかとの噂でもちきりです。


そんな中、江戸で幕政を執る秀忠と、秀忠付きの年寄(老中)となった本多正信が駿府にやってきました。

この10年、天下の政務を執ってきてのはわれら徳川。

将軍就任から6年、徳川家当主として精魂を傾けてきた秀忠は、家康のもと政を進めるのが世の安寧だと訴えます。

家康の側近となった正信の息子・正純も、今や徳川が上で豊臣が下であると、明確にすべきだと主張します。

しかし、秀頼が家康におとなしく臣従するとは思えません。

家康

太閤秀吉は、今も多くの者の心に生きておる。

その秀吉の遺児に武力を行使すれば、万民の怒りが徳川に向けられてしまう恐れがあるのです。

正信は秀頼を二条城に招き、家康との対面時に上段に座らせ、あがめたてまつってはと言うのです。

本多正信

豊臣は武家ではなく公家ってことにしちまう。公家ならば城だの武力だの持つべきではありませぬな。

家康

寧々様に間に立っていただこう。



寧々に仲立ちを頼む家康だが、茶々や大野修理は猛烈に反対します。

しかし、加藤清正らの説得により考えを改めるのでした。


秀頼と千姫はまだ子はないが、夫婦仲も良いよう。

だが、徳川に対し明らかに良く思っていない茶々を目にするといたたまれない千姫です。

秀頼との対面

同年3月28日、秀頼は大坂城を出て、初めてその姿を民衆の前に現しました。

上方での豊臣人気はすさまじく、若殿様を一目見ようと行く先々で熱狂の渦が巻き起こり、京の町は大変な騒ぎとなります。

家康が二条城で家臣や公家たちと待っていると、ざわめきとともに、家臣に守られた青年武将が颯爽とやってきました。

家康が仰ぎ見るほどの、堂々たる体格です。

大御所様、わざわざのお出迎え、恐悦至極に存じます。秀頼にございます。

家康

…ようこそおいでくださりました。さあ、お入りくださりませ。

大御所様からどうぞ。

家康は何度も先に中に入るよう勧めたが、秀頼は固辞します。

大御所様はわが妻のおじい様、なぜ私が先に入れましょう。

さらに秀頼は家康を上段に座らせることに成功します。

大御所様、長らくのご無沙汰、大変ご無礼いたしました。秀頼、心よりおわび申し上げまする。

深々と伏して家康に許しを請う秀頼。

武家として徳川殿と手を携えて、ともに世を支えてまいりましょう。


秀頼の発する言葉に凍てつく徳川方でした。

すずやかで様子のいい秀吉

この二条城の会見で秀頼を跪かせたことにより、秀頼は世間の賞賛を浴び、一方で家康は、恥知らずの無礼者とそしられることになってしまいました。

大坂には前にも増して牢人が集まり、正純は憤ります。

関ケ原では毛利輝元のせいで初陣を果たせなかった秀頼に、華々しく世に登場するまたとない機会を用意してしまったわけです。

家康は、秀頼と背後にいる茶々にまんまとしてやられたのでした。

秀頼様というお方、どうご覧になりました?

疲れて駿府城に戻った家康に、阿茶が聞きます。

家康

すずやかで様子のいい…秀吉じゃ。

家康は、ぐったりして頭を抱えるのでした。



家康は三浦按針(村雨辰剛)に大筒を用意するように命じます。

不安がる按針に、大筒は戦を防ぐためのものだと説き伏せるのでした。

氏真と家康

秀頼に脅威を感じた家康。

居室で関ヶ原の戦いを思い出す家康のもとへ、今川宗誾(氏真)が訪れました。

今は家康の庇護のもと、妻と悠々自適に暮らしているのです。

幼い時からともに育った仲で、今や若き日の家康を知っているのは氏真だけになってしまったという状況からか、氏真の前では本音が出てしまう家康です。

父・義元が目指した王道による治世、おぬしがなしてくれという氏真に家康は…

家康

わしには無理かもしれぬ。

立派に成長したではないかと言う氏真に、平気で人を殺せるようになっただけだと答えるのです。

戦は無くならないと…

家康

わしは生涯ずっと…死ぬまで…死ぬまで戦をし続けて…

涙を流す家康を抱きしめる氏真です。

家康よ、弟よ…弱音を吐きたい時はこの兄がすべて聞いてやる。…おぬしに助けられた命もあることを忘れるな。本当のおぬしに戻れる日はきっと来る。


方広寺再興

この後秀頼は、豊臣の威光を復活させる大事業を進めていきます。

慶長19年(1614年)春には、京の方広寺に大仏殿を再興しました。

一度は失火で頓挫したが、秀吉の17回忌に当たるこの年、開眼供養にこぎ着けたのです。

開眼供養の日は秀頼の生まれた8月3日とし、大名、公家、商人に至るまで上下の区別なく万民が豊臣の名のもとに集う、前代未聞の盛大な催しとなるのです。

側近の大野治長(修理)は老木(家康)さえ朽ち果てれば、凡庸な二代目など比べるべくもないと秀忠を見くだします。

世の人々がおのずと決めるであろう、誰が真の天下人か。

王道をなす者

修理に凡庸と評された秀忠は、京大仏の開眼供養をどうにかしてくれと駿府へ参じ家康に泣きつきます。

間違いなく豊臣の威光、ますますよみがえります!正信にもそう申しておるのに…!

本多正信

立派な大仏を造ってるだけですからな。

阿茶や正純がとりなすが、まるで自信がない様子の秀忠。

御所柿は一人熟して落ちにけり 木の下にいて拾う秀頼」…父上、この歌に私は出てきてもいない。取るに足らぬ者と思われているのです。

家康が死んで秀頼との戦になったら、自分は負ける自信があると。

父がいつ死ぬかと思うと夜も眠れないなどと泣き言を言うのです。

家康

そなたはな、わしの才をよく受け継いでおる。

かつての自分と同じく、秀忠の才は弱いところだがその弱さを素直に認めることができるところ。

家康は戦乱の中、自分は捨てざるを得なかったそれを、秀忠には大事にしてほしいと願うのでした。

家康

戦を求める者たちに、天下を渡すな!

武をもって治める覇道は、徳をもって治める王道に及ばぬもの。

家康

そなたこそが、それをなす者と信じておる!わしの志を受け継いでくれ。

家康の思いは秀忠の胸に届いたようだが、秀忠のためにも戦乱の火種は取り除いておきたいところ。

豊臣の力を少しずつ削ぐような手立てはないものか…。

すると、思いもよらぬところから突然大きな火種が投げ込まれたのでした。

「国家安康 君臣豊楽」

方広寺の鐘に刻まれた銘。

本多正信

上手に少しずつ力を削ぐ…ということはもはや出来ませんな。おそらく避けられませぬ。

家康

とうとう戦か…

深いため息を漏らす家康でした。

つづく…

【どうする家康】第45話 感想考察

「二人のプリンス」

そうか、そういう意味もあったのねぇ。

家康に「涼やかで様子のいい秀吉」と言わせしめた豊臣家の御曹司・秀頼と、正信にも大野治長にも凡庸と評された二代将軍・秀忠。

そしてかつて今川家のプリンスだった氏真と、松平家の嫡男でありながら人質として駿府へ行き、義元のもとで氏真とともに育った家康。

この二組のプリンスたちの心情を描き、戦のない世のための最後の扉を開けようとしたのですね。


家康憎しの思いを持った母・茶々に育てられた秀頼は、武芸にも秀で強き心を持った大きな青年になっていました。
秀頼との会見でこちらのもくろみに乗らず、それどころか先手を打ち武家としての豊臣家であることを名乗る秀頼に、家康はどれほど脅威を感じたことでしょう。

裏で茶々の指示があったであろうが、秀頼自らの覚悟や胆力みたいなものが感じられ見応え十分なシーンでした。

秀頼自身は戦などしたいとは思っていないだろうが…母の積年の思いは子供の頃から秀頼の中に積み上がっていることでしょう。
秀頼もまた母と千姫の間で葛藤したのではないかと思うのですよ。
こんなに立派になって頭も良さそうな、煌びやかだけではない憂いを少しまとったような秀頼を見てるとね。

武家として力を合わせていこうという言葉の裏には、茶々のもくろみと戦を避けたいという秀頼の本心、この二つの思いが合い混ざっているように感じました。

一方で秀頼が跪いたことを素直に喜ぶ凡庸な秀忠。
豊臣を公家としちまおうって正信の話を聞いていたにもかかわらず、ことの本質が読めないところがもはや凡庸以下なのよね😓ホントに将軍としてやっていけるのかしら。
まあ、現場を見ていたわけではないので仕方ないのか…。
正信が秀忠付きになってくれてほんと心強いわ。

しかし、家康も正信もご高齢の身。
父上がいなくなったら秀頼には勝てる自信がない、いや負ける自信があると堂々と言ってしまう秀忠。
君、将軍なのよぉ、素直すぎるにも程があるでしょうって思ってしまったけど、家康はさにあらず。
秀忠の良いところは弱いところ、その弱さを認めているところだと肯定するのです。

かつては自分もそうであったが、戦乱の世で捨てざるを得なかったという本来自分にもあった弱さ。
その弱さを忘れずに新しき世を作ってほしいと願う父。
今の秀忠が眩しいと言う家康には、自分ではなしえることが出来ないであろう戦のない世を作るという夢を、本来の自分に似た秀忠に託す思いが滲み出ていて切なくなるのです🥹


部屋で南蛮の時計を見ながら、おそらく頭の中では秀頼の脅威をどうすべきか考えている家康。
向こうには孫娘の千姫がいるんだもの、是が非でも戦は避けたいはずです。
しかし、戦を避ける方法はないのか思案していても、避けては通れぬものだろうという覚悟も感じられます。
それだけ今の秀頼は脅威なのです。

南蛮の時計が、時代はもはや次世代のものなんだという象徴を表しているようで、それを見つめる家康に悲哀さえ感じてしまいます。

そこへかつてのライバルであった氏真が登場!
昔(少年の頃)のことを知っている者は氏真だけになってしまったという悲しい現実があるわけだが、この二人は本当の兄弟のようにいい関係になりましたね🥹
老いてなお、涙を見せることのできる人がいるというのは、家康の宝です。
命を救ったからこその賜物なのです。

死ぬまで戦を続けなければならないのか、戦のない世など来るのかと泣いて心情を吐露する家康に、兄がすべて聞いてやるから俺に吐き出せって、カッコ良すぎるよ氏真ー😭
今作での今川氏真という人物、素敵なのよね〜💓
闇堕ちしてた時も最後に家康と戦おうとした時も、とにかくかっこいいのよ〜。
今作の今川氏真は溝端淳平さんだからよかったのです。
松潤家康との最後の抱擁は1話からの思い出がクローズアップされ、とめどなく涙が溢れてくるようでした。

方広寺鐘銘事件

まさか豊臣方の策略として描くとは思いませんでした。
徳川に難癖つけられて茶々が激怒するのを予想してたんだけど…真逆か…
いや、俄然この方がおもしろくなりそうですね。

家康が一人朽ちていくだけでは気がすまない茶々、どんだけ悪女なのよー😱
徳川を引っ張り出して戦で決着しようって、さすが信長の姪だけのことがあるわ。
最後まで徹底的に茶々を悪女として描くことによって、ラスボス茶々との決戦、大坂の陣が最大におもしろくなりそうです。

いよいよあと3話!
老いた家康が体に鞭打ち大坂の陣へ突入です。
しかし、皆さんの老けメイクと老体となった所作、見事なものでしたね😊
ほんとにおじいちゃんになったような体の動きは、事前にたくさん研究したんだろうなと感じられるものでしたね。

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なおらん

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