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【どうする家康】第32話あらすじ・感想考察「小牧長久手の激闘」|徳川四天王の活躍に胸熱!

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秀吉が陣を構えた楽田城一帯は、未曾有の大軍勢で埋め尽くされた。

対する家康の本陣は、そのわずか一里半の小牧山城。

かつて信長が造ったこの城を、堅牢な要塞に作り直し、決戦に備えたのでした。

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目次

【どうする家康】第32話 あらすじ

両軍のにらみ合いが続くこと数日、家康と首脳陣は額を集めて軍議を重ねていました。

軍議

徳川殿、あんな大軍勢にどうやって勝つんじゃ?

総大将の信雄は、楽田城を見つめ一人おののいています。

家康に代わり左衛門尉が、要害堅固の小牧山城が落とされることはないと力づけます。

戦が長引けば秀吉も焦り、有利な条件で和議を結ぶことも出来るだろうと数正も言います。

本多平八郎忠勝

和議?また弱気なことを。

平八郎が勝利あるのみと闘志を漲らせれば、武田の赤備えを継承した若き侍大将・井伊直政や小平太も同意見です。

血気盛んな平八郎が数正を激しい口調で責めると、家康がやんわりととりなします。

家康

しかし秀吉もさるもの、あれだけの大軍を手なずけておる。下手に動いてこんじゃろう。

すると本多正信が、少し考えるような顔つきで言います。

本多正信

…焚きつけてみますか。

檄文の立札

楽田城では、秀吉と弟の秀長、加藤清正(淵上泰史)、福島正則(深水元基)ら子飼いの武将たちが戦略を練っています。

そこへ、池田恒興と森長可が入ってきました。

筑前、こんなもんがあちこちに。

家来たちが、大量の立札を抱えています。

そこには榊原康政の署名があり、秀吉は野人の子だの、信長の恩を忘れた者だのと、ひたすら罵詈雑言が書き連ねてあるのです。



激怒した秀吉が我を忘れ、下手を打つかもしれないという魂胆で、正信や小平太が仕掛けてきたものでした。

秀吉はこみあげる怒りを押し殺し、顔をひきつらせつつ言います。

秀吉

…家康は、この卑しき野人の子に跪くんだわ。

新しい堀と中入り

翌日、小牧山城に動きがあります。

徳川の兵たちが、またも新しい堀を作り始めたのです。

堀作りを指示していたのは小平太でした。

なおも守りを固めるとは、肝の小さい奴らよ。殿、もはや小牧山、力攻めするほかないかと!

福島が進言するも、秀吉の表情は芳しくありません。

藤吉郎秀吉

無駄に兵を失うのは、うまくねえわ。

そこへ、恒興と長可が策を持ちかけてきます。

わしらの軍勢が、ぐるーっと回って三河へ入り、家康の本領、岡崎攻めに向かう。

岡崎にはまともな軍勢が残っておらぬはず。家康は見過ごせるはずがない。必ず城から出て追いかけてきましょう。

そこを秀吉本軍が背後を突き、挟み撃ちにしようというものでした。

つまり、中入りでごぜーますな。

秀長が言うやいなや、秀吉は顔をしかめます。

秀吉

中入りっちゅうんは、本来ええ策ではねえ。肝心の本軍の数を減らしてしまう。

さりとて、ほかにこれぞという策がないのも事実。

しかも秀吉の大部隊は武将たちが戦功を競い合い、全体の指揮統率が取れているとはいいがたい状況なのです。

気が進まないながらも、秀吉は池田・森を中入り勢とし、甥の羽柴秀次を総大将に据え、三万の兵をもって岡崎城を落とすべしの命を下したのでした。

出陣

1584年(天正12年)4月6日、秀吉軍が動き出します。

酒井左衛門尉忠次

およそ三万、さあ出て来いとばかりに悠々と東へ進んでおります。

石川数正

間違いなく中入りでござる。

左衛門尉と数正の報告を受けた家康は緊張の面持ちです。

家康

案の定じゃな。

岡崎を狙われれば、罠だと分かっていても城を出て、秀吉の大軍勢と戦うしかありません。

石川数正

それこそまさに…三方ヶ原じゃ。

家康

同じ過ちはくり返さぬ。秀吉に気づかれずに中入り勢をたたけばよい。

酒井左衛門尉忠次

こちらの動きは、向こうから丸見えでございますので、そのようなすべは…。

家康

小平太、この堀を作り直せ。気づかれるなよ。

それが、この「堀を作る」という計画だったのです。

皆の土を掘る手にも力が入ります。

家康

この戦、我らの最後の大戦となるやもしれん。いや、せねばならん。今こそ我らの手で天下をつかむ時ぞ!

家康は拳を振り上げ、颯爽と部屋を出て行きます。

一回りも二回りも大きくなった主君を頼もしそうに見守る左衛門尉と数正でした。

こうして4月9日未明、徳川軍は出陣しました。

激戦!小牧長久手

榊原小平太康政

外へ出るぞー!一気に駆け上がれー!

深い堀の底を駆けてきた榊原勢が、一気に堀を出てきます。

別の一角では、直政が赤備えの一隊とともに出撃に備えています。

申し上げます!中入り勢、長久手にて、徳川勢に襲われましてございます!

秀吉

何ぃ⁉

寝耳に水の一報に、秀吉は仰天します。

這い出る鼠一匹見逃すなと小牧山城を見張らせていたはずなのに、家康本軍が突如現れ、すでに合戦に及んでいるというのです。

秀吉

堀ではねえ。奴らがせっせと掘っとったんは、守るための堀だなく…密かに打って出るための抜け道だわ。

忌々しそうに扇子を叩きつける秀吉。

秀吉は秀長を留守居にし、清正、政則らと出撃します。

途中本多忠勝に遭遇する秀吉軍。

本多平八郎忠勝

幾たびの戦いにもかすり傷負ったことなし!我こそ本多平八郎忠勝!ここから先は一歩も通さん!

本多忠勝勢が草むらから一斉に現れ弓矢鉄砲を構えます。

蜻蛉切りで風を切るように、敵をなぎ倒していく平八郎です。

秀吉の陣に再び伝令がやってきます。

中入り勢が総崩れし、池田恒興、森長可も討ち死にしたと言うのです。

秀吉

引き上げじゃ!

秀吉は悔しさをにじませながら、苦渋の選択をしたのでした。

数正の不安

家康

皆の者、ようやってくれた!我らの勝利である!

小牧山城に、平八郎、小平太、直政らが戻ってくると、家康は皆をねぎらいます。

勝鬨をあげ勝利に喜ぶ一同だったが、数正だけがなぜかむすりとし何かを考えているふうでした。


一方、楽田城に戻った秀吉は、中入りは池田恒興が無理強いした策だと言いふれます。

恒興に失敗をなすりつけ、軍勢のつながりを強めようとしたのです。

されど殿、家康はどうなさいます?

清正や正則は徳川の強さを認めざるを得ません。

しかし、秀吉には策がありました。

秀吉

家康にゃあ勝たんでも、この戦にゃあ勝てる。よう考えてみやあ、敵の総大将は、家康ではねえ。

夕方、小牧山城では家康たちが祝杯を上げています。

小牧長久手の戦いで活躍した酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政は、やがて「徳川四天王」とよばれるようになるのです。

ここでも数正は、輪に加わらず、皆と距離を置いています。

家康

こんな時は素直に皆と喜べ。

石川数正

喜んでおります。まさに会心の勝利。…されど…

家康

されど?

石川数正

秀吉には…勝てぬと存じます。

家康

どういう意味じゃ?

石川数正

戦いを一つ制したばかりのこと。あの男は我らの弱みにつけ込んでくるでしょう。

そう言い、信雄の方を見る数正です。

結構、結構、我が天下じゃ!

酔って浮かれ騒ぐ総大将に、家康もにわかに不安を覚えるのでした。

つづく…

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【どうする家康】第32話 感想考察

「小牧長久手の激闘」

この戦いは家康と秀吉にとってはまさに、天下分け目の戦いとなるものだったでしょう。

今川義元に学び、信長に鍛えられ、信玄の兵法を取り入れた家康は秀吉に勝つ気満々だったはずです。
家康が総大将ならば、あるいは可能だったかもしれません。

しかし、秀吉はただの猿ではありませんでしたねぇ。
家康のアキレス腱、信雄をついてくるとは…。
戦の勝ち方をよく知っている証です。

結局、後に家康を跪かせることになるんですからねぇ。
家康にないしたたかさがあるゆえ、天下人に上りつめるのでしょう。


家康には、これまで苦楽をともにしてきた最強家臣団がいます。

徳川四天王の紹介は胸熱でしたね😊
小牧長久手の一番の功労者、榊原康政の一番槍に感動し、武田の赤備えを継承した井伊の赤鬼👹直政は超絶かっこよかった❣️
本多忠勝は叔父・忠真の瓢箪を腰にぶら下げ泣かせるでないの😭
また、蜻蛉切にトンボを止まらせる演出もよかったけど、真っ二つにならなかったのはちょっと残念。
えびすくいならぬ酒井忠次の天下すくい。この人なくして徳川家臣団はありえない強力な人望です。


秀吉の方は寄せ集め軍団のようですが、子飼いの加藤清正や福島正則、黒田官兵衛、石田三成など、なかなかに強い集団なのです。
それを一つの戦いと言えども勝ったことは、さらに家康の力となったことでしょう。


直政の母・ひよっておんな城主直虎で貫地谷しほりさんが演じたしのと同一人物よね?
イメージ崩れたー😅
息子にお前は顔だけはきれいだからって母が言う言葉かぁ。
なんかなぁ…😓
良き母のイメージのままであってほしかったわ。
それに顔がいいのは父・直親(三浦春馬)譲りだぜ!


本多正信は頭脳だけで、力仕事がまったくダメな人なのね。
そのくせいつも何かしら食べているのが、はたからしたらムカつくんだろうなぁ。
今後、特に小平太とはあまり仲がよろしくなくなるんじゃなかったっけ🤔


数正の表情がだんだん険しくなってきましたね。
和議の道もあると示しても、平八郎に弱気なことを言うなと非難されてしまったり。
若い者たちの考え方とは隔たりができてしまったようです。
それで勝ってしまったのだから、自分はもう老害なのだと思って出奔してしまうのかなぁ?
数正の出奔にはいろんな思いが交錯していそうですね。


兎にも角にも、家康と徳川四天王が超絶カッコ良い回でした😊

みんなの感想

なおらん

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