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【光る君へ】第11話感想考察・あらすじ「まどう心」|「泣きのギター」が表す分かり合えぬ二人の心

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右大臣・藤原兼家一族によるクーデターは成功し、花山天皇は出家してしまった。

まひろと道長は肌を重ねながらも、気持ちはズレてしまっている。

政界も二人の恋愛も大事な局面を迎え、その大きな渦の中で若い二人はどうなってしまうのか…。

まひろと道長の間の壁が高すぎて、大人びた考えのまひろが切なすぎる…🥲

光る君へ 公式Xより

第11回人物相関図

引用元 https://www.nhk.jp/p/hikarukimie
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目次
あらすじリスト
  • 父・為時の失職で生活苦になりまひろが奔走。
  • 懐仁親王は一条天皇へ。母・詮子は国母となり皇太后の称号を得る。
  • 一条天皇の即位により祖父の藤原兼家は摂政となり実質最強モードに。
  • 即位式前の生首事件。
  • 花山院は播磨国へと旅立つ。
  • 道長がまひろへプロポーズするも断られる。
  • 憤慨した道長、兼家に願うこととは?
光る君へ 公式Xより

兼家の間者として親王の頃から花山天皇の動向を報告していた為時は、帝から厚い信頼を得ることで罪悪感が芽生え、兼家に願い間者としての役目を降りていました。

ほっとした為時でしたが、クーデターにより花山天皇が出家し、兼家が摂政になった以上再び官職を得られる望みはありません。

家族の先行きを案じるまひろは、倫子を訪ね父・源雅信に為時を推挙してほしいと頼みます。

しかし、倫子は摂政である兼家の決断は帝の決断と同じで、左大臣である父が覆すことはできないと言って断りました。

次にまひろは東三条殿を訪ね、兼家に、父に官職を与えてほしいと直談判します。

だが兼家は、一度自分に背いた者に情けをかけることはしないと言い放ちます。

わしの目の黒いうちに、そなたの父が官職を得ることはない。下がれ。

光る君へ 公式Xより

落ち込んで帰宅すると、父の友人・藤原宣孝が訪ねてきていました。

まひろが兼家に直談判したのを聞いて、宣孝は度胸があると褒めます。

そして今後の家計が心配ならば有望な婿を取ればよいと言うのです。

北の方にこだわらなければ、いくらでもおろう。

妾になるのは気が進まないとまひろが答えても宣孝は聞き入れず、若くて富のある男を探してみると言って帰って行きました。

光る君へ 公式Xより

摂政となった兼家は、藤原頼忠を太政大臣に、藤原為光を右大臣にし、源雅信は引き続き左大臣としました。

また息子の道隆を権大納言、道兼を参議へと異例の昇進をさせます。

新たに東宮となったのは花山院の異母弟で、兼家の亡き長女の息子でもある居貞親王です。

新帝・一条天皇の母・詮子は国母となり、皇太后の称号を授与されました。




一条天皇の即位式の準備が行われている頃、道長は内裏の警備をしていました。

すると内裏の大極殿から悲鳴が聞こえてきます。

駆けつけると、内匠司と女官たちが倒れて震えているのです。

見れば、高御座に子供の生首が置かれています。

道長はその首を鴨川に捨てるように部下に命じます。

内匠司らには他言無用と念押しして式の準備を行うように指示するも、彼らは怯えて従おうとしません。

命が惜しくば言われた通りにせよ!

道長は一喝し、自分の袖で高御座の血を拭いました。

光る君へ 公式Xより


その後、何事もなかったように即位式は行われ、わずか7歳の天皇が即位しました。

その裏で失意の花山院は、ひっそりと播磨国書写山の圓教寺に旅立っていきました。

光る君へ 公式Xより
光る君へ 公式Xより

兼家は生首の件の報告を受け、道長の機転を褒めます。

そして、事件は花山院の仕業だろうと察しています。

即位式当日、道長は五位の蔵人となりました。


一方まひろは、家計を切り詰めるため下女たちに暇を出し、亡き母のように掃除や洗濯野菜作りなどに励むようになります。

自分が家を支えようと心に決めているのです。

そんなある日、乙丸が道長からの伝言を預かってきました。

『今宵いつものところで待っておる』

廃邸を訪れたまひろ。

言葉も交わさず抱きあい口づけを交わしたあと、道長が決意を語ります。

妻になってくれ。遠くの国には行かず、都にいて政の頂を目指す。まひろの望む世を目指す。だから俺のそばにいてくれ。

正妻にはできないが、心の中ではまひろがいちばん、そんな想いを道長は必死に伝えたが、まひろは妾になることを受け入れられません。

ならばどうすればいいのだ!遠くの国に行くのは嫌だ。偉くなって世を変えろ。北の方でなければ嫌だ。勝手なことばかり言うな!

そう言い捨て、道長は立ち去ってしまいました。

残されたまひろは途方に暮れるばかりです。



憤りが収まらない道長は、東三条殿に帰ると兼家に頼みがあると切り出すのでした。

つづく…

用語集 大河ドラマ「光る君へ」第11回

直盧(じきろ)…摂関・大臣・大納言などが、宿直・休憩を行うために内裏内に設置した個室のこと。

新楽府(しんがふ)…中国、唐の時代に新しく楽府題(がふだい)を立てた詩のこと。楽府とは、漢詩の一形式。

受領(ずりょう)…任命された国に自ら下った国司の最高責任者。

摂政(せっしょう)…朝廷において幼い天皇の政治を代行する、最も強い権力の職。

内匠司(たくみのつかさ)…宮中の備品や調度品の製作・装飾をつかさどる役人。

『白氏文集』(はくしもんじゅう)…中国、唐の白居易(はくきょい)による漢詩文集。

引用元 大河ドラマ「光る君へ」公式ページ特集より

なおらん

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ドロドロとしたクーデターによる権力奪取や子供の生首事件、道兼の嫉妬、互いの気持ちをわかりあうことができずすれ違うまひろと道長なんかを見てると、気持ちがどんよりしてしんどくなりがちなのよ😢

そこへ、癒しの太郎ちゃんやおっとり道綱、ポジティブ宣孝を投入し、ホッとさせてくれるところがバランスのとれた良き脚本だなぁとしみじみと感じる回でした☺️

変わりゆく道長

政や権力に対しあまり興味のなかった道長ですが、一族のクーデターに加担したことで少しずつ変わってきたようです。

公任や斉信らが花山天皇の突然の退位を噂していた時のこと。
斉信が単刀直入にどうやって真夜中に帝を連れ出したのかを聞くと、“聞かないほうがいい”と答えます。
兼家ほどの威圧感はないけど、淡々と答える姿はいずれ父のように変貌するのではと予感させるものでした。

即位式前の生首事件では、即座に他言無用と命じ穢れをなかったことにしようと行動します。
聞かぬ者は命まで奪うようなことも言っています。
(怒ることが苦手で心優しき少年だった頃とは別人のような顔つきでしたね)
このことが表に出てしまえば、一条天皇の御代に傷がつき摂家である一族の命運をも左右されてしまうことがわかっているからです。

穢れをも恐れず袖で血を拭うことができたのは、直秀たちの遺体を手で埋めるという経験があったからこそでしょう。
起きた事柄を見て瞬時に判断して行動に移す、政治的には見違えるような変貌ぶりです。(良し悪しは別として😓)

まひろとの関係においても、前回ではまるで駄々っ子のように感じてしまったけど、今回は少し変わっていました。

まひろからもらった漢詩を見て思いにふける描写は、まひろから託された志を心に留めながら、想い合う二人にとっての最善策を考えているように受け取れます。

一族のクーデターに加担し、まひろとの悲しい逢瀬を経験したことで、道長は一皮も二皮も剥け確実に変化しているのだと感じました。

史記と長恨歌

父が職を失い奔走するまひろですが、怖い者知らずなところがありすぎです。
摂政である兼家に直談判しようという考えを倫子に止められても行動に移してしまいます。
世間ズレしてるという見方もあるけれど、父の影響で漢文を誦んじることのできるだけの教養のあるまひろには、権力者たる者は下々の声を聞くべきだという考えが備わっているのかもしれませんね。

直接会った兼家に凄まれたまひろは、きっと恐ろしく感じたことでしょう。
同時に今の権力者たちの政では、貧しき者は誰も救われないだろうと思ったのかもしれません。

今まで下女たちがしていた家事をこなしながらも、『史記』や『長恨歌』を書写し学ぶまひろの姿は、この国が変わってほしい、道長に変えてもらいたいという願いが込められたもののように感じました。
女の身ではどうにもできない悔しさも多少あるのかもしれません。

実際、紫式部は源氏物語の中で史記や長恨歌を引用して作ったところもあるようなので、これが伏線となるのでしょうね。

晴明との宴

クーデターにより露骨な出世を遂げた兼家一族。
兼家は嫡男である道隆の家族を安倍晴明に引き合わせます。
今後とも互いの利のためによしなにつきあっていこうというものです。

伊周や定子の顔を見た時の晴明の顔が一瞬曇りました。
この一家の先行きに暗雲立ち込めるものが見えたのかもしれませんね。
ビジネスライクな晴明のことだから、今はとりあえずつきあいを続けますが、不安要素が見えている以上いずれ手のひらを返すこともあるのではないでしょうか。

途中で割り込んできた道兼は、兼家に身を賭して働いたのは自分であって兄上でないと詰め寄ります。
なんて言うか😓…出家させたのは道兼だけど、道隆も剣璽を移すという人に見られてはならない重大任務を行使してるのですよ。
自分が一番の手柄を立てたのだから、真っ先に自分が呼ばれるべきだという考えでは、人の上に立つような人間になれるとは思えません。
兼家は当初から子供たちの人間性を見極めています。
その点において、兼家という人は誰よりも優秀だったのでしょう。

兼家にいいように言いくるめられているのを見ても、自分の器の小ささを露呈しているようなものです。
道兼のことをかわいそうな人だとずっと思ってきたけど、やはり根底にある人間性は変わらないものなんですね😣

どうにもならない女心

宣孝に、貧しい暮らしから抜け出すには婿を取ればいいと言われたまひろです。
まひろだってこんな貧しい貴族の家に婿入りしてくれる者などいるはずもないとわかっています。

妾になるのは嫌だというまひろですが、宣孝はどの女子も満遍なく慈しんでいる、男はそのくらいの度量を持っている、もっと男を信じろと助言します。

どの程度宣孝の言葉がまひろに届いたかはわかりませんが、まひろは道長への一途な想いを取り除くことはできないでいます。
他の人の妻になることなど考えてもいないことでしょう。
ましてや、父の妾の現状や、父が他の女性の家に行って淋しそうにしている母の姿を見てきています。
心が妾になることを受け入れられないのです。
だから覚悟を決めて、母のように貧しい暮らしをしてでも明るく生きようと心に決めていたのでしょう。

家族のことを思えば北の方にはなれなくても、妾であっても妻となった方がいいことはまひろだって頭ではわかっているのだと思います。
だけど、それを拒むどうにもできぬのが女心というものです。


まひろへの気持ちが抑えられないのは道長も同じです。
まひろの望む世を目指すために政の頂を目指す。
だからそばにいて見ていてくれ、妻になってくれという道長は、考えに考え抜いた答えだったのだと思います。
兼家がまひろのことを虫けらと言ったことも考慮して、妾として妻になってくれと言っているのです。
今の道長にできる最大限のことだと思います。

ここで北の方になることを期待してしまうまひろの女心が切ないのです。
政の頂点に立つには妻の家柄が大事だということは、さんざん思い知らされてきたはずです。
だけど求婚されたことで、私の愛する道長様だけは違うのかもしれないという淡い期待がまひろの中に芽生えたのかもしれません。

北の方にはできぬが心の中ではまひろが一番なんだと言われても、いずれ訪れる北の方を思えば苦しくなるのも当然なんですが…

この時ばかりは、まひろちゃん何わがまま言うてんねん!って感情が湧き上がってしまいました。
自分の立場なりに考えて答えを出してきた道長の気持ちはどうなってしまうのよー😭
この機を逃したら一生道長の妻とはなれないよー、妾でもいいから白いおまんま食べるために受け入れろってね😅

まひろが高貴な生まれの姫なら、私だけを見てくれなきゃ嫌っていうそんなわがままを言っても通るかもしれません。
(ジャパネスクの瑠璃姫がそういう姫だったっけなぁ…笑)
身分の低い家の姫が言えることではなく、完全にズレているのです。

まひろの自分勝手とも言える気持ちにとうとう怒りを露わにしてしまった道長。
怒ることは嫌いで、いつも冷静だった道長ですが、まひろのことになると感情が高ぶってしまうのは愛するゆえんですね。

ここは冷静になっていったん距離を置くくらいにしてほしかったけど、道長は帰宅するや否や兼家の所へ行ってお願いがありますと告げるのです…
これはまひろを嫡妻にという話でないことだけはわかります。(そんなことが兼家に通じるわけがないことくらい道長には痛いほどわかっています)
では、真逆のことですよね😢
これから倫子を妻にという流れになっていくのでしょうね。

今回まひろとの逢瀬で流れた“泣きのギター”
揺れ動く二人の心の中をうまく表現しているエレキギターの音に、痺れまくりました。
(私はブライアン・アダムスの盟友でギタリストのキース・スコットの音が浮かんできました)
今年の大河はいろんな挑戦をしていて、見ているものを飽きさせない工夫にあっぱれです‼️

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12話につづく…
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