こんにちは!なおらんです。
みなさん、家のトイレが詰まった経験はありませんか?
どの家庭でも1度や2度は経験したことがあるのではないでしょうか。
我が家ももちろん経験済みです。
これは、思い起こせば今から15年前。
娘がまだ小学校6年生の時の話です。
これから先は決してお食事中には読まないでください。
楽しかった土曜の夜の焼肉パーティー
夏休みも終盤をむかえた、8月のある土曜日。
その日は父ちゃん(夫のこと)も休みで、日ごろの仕事でのストレスを解消するために、朝からいそいそとパチンコ屋へと出かけて行ったのです。
息子は夕方までバイト。
娘はクーラーの効いた部屋でゲームに勤しみ、私はパートへと行っていました。
あ~あ、また負けて帰ってくるのかな。機嫌悪いといやだな。
なんて、なかばあきらめた気持ちで仕事をしていたのです。
勤務も終了し、帰り支度をしながら携帯のメールを見ると…
ちょっと儲けた。肉買ってきたから、買い物しなくていいよ。今日は焼肉パーティーだ!
と、父ちゃんからの嬉しいメッセージが入っているではありませんか!!
ラッキー!!
その日の帰りみちは、焼肉を食べられる嬉しさと料理をしなくてもいい解放感で満たされ、ルンルンとした気分で足取りも軽かったのは言うまでもありません。
家に帰ると息子も帰ってきており、すぐさまホットプレートを出して焼肉パーティーの準備にかかりました。
煙でモクモクしないよう窓を開けて網戸にし、クーラーもガンガンかけた部屋で食べる焼肉は、背徳感というスパイスのちょっぴり効いたとても高貴な味となりました。
子供たちも久しぶりの焼肉パーティーなので、タガが外れたような爆食で大変うれしそうな面持ちです。
おのおのがとても満足のいく夜を過ごし、あとは寝るだけとなった10時過ぎのことでした。
トイレからのSOS
いったんは寝るために部屋へ戻った娘ですが、ゴソゴソ起きてきてトイレへ駆け込みました。
5分ほど経っても出てきません。
大丈夫か?と思った矢先、水の流れる音がしました。
私はほっとしたのもつかの間、次に聞こえたのは、娘の悲しい叫び声が…
おかあちゃーーーーん!!たすけてーーーー!!水があふれちゃうよーーーー!!
父ちゃんと2人、すぐに駆けつけました。
すると、そこには…
小さな体のどこからそんな横綱級が出たのかと仰天するほど、見事なうん○が便器の中を埋め尽くし、水は溢れる寸前でした。
すっげーな。よくもこんな見事なブツを出したな。
感心してないで、なんとかしてよう!!
スッポンあるか?
引っ越してきたばかりで、こんなこと予想もしてなかったから、買ってないわよ。
スッポンとは我が家ではラバーカップのことを指します。
とにかく、このままではすみません。
水はなんとか溢れる寸前で止まってくれています。
騒ぎを聞きつけ息子も部屋からでてきました。
現場を覗いて一言。
おぉ、すげーなぁ!!そういや、めちゃくちゃ食ってたもんな。
まったく男というのは... 乙女心もわからずに...
時間ばかりがすぎてゆく...
スッポンもとめて走り出す~行く先はドン・キホーテ~暗い夜のとばりの中へ~
☝☝(尾崎豊~15の夜にあわせて読んでください)
時間は夜の11時過ぎ。
近所で開いている店などありません。
すると父ちゃんが、
たしか隣町のドンキが24時間やってたぞ!ひとっ走りして買ってくるか!
そうだね、このままにしてはおけないもんね。今から買いに行こう!
息子に娘を託し、2人で留守番をさせ、私たち夫婦はスッポンをもとめて夜のとばりの中へと車を走らせたのでした。(尾崎もこんな気分だったのかなぁ…ちがうかっ!!)
ドンキでの恥ずかしいお会計
ドンキに着いてからは、割とすぐにスッポンは見つかりました。
しかし、夜中の12時に近い時間。スッポン1つをレジに持っていくのは気が引けます。
ちょうどレジ近くにあったガムを1個取ってレジへと向かったのですが、スッポンとガムという奇妙奇天烈なとりあわせとなってしまったことに後悔です。
超はずかしい!!!
店員さんも若干にやついているように感じる。
いや気のせいだろう...
気のせいであってくれ...
私はおそらく赤鬼のような真っ赤な顔をしていたことでしょう。
今ここにいる人とは2度と会う事はないと腹をくくり、お会計を済ませ家路にむかったのでした。
(私がお会計してる間、父ちゃんは外で煙草を吸っていて他人のふりです😭)
無事に任務完了
スッポンをゲットし、家に着いてからすぐに水があふれていないか確認しました。
なんとか現状維持を保った状態です。
子供たちはまだ起きています。
娘は原因の張本人。不安で寝られるわけないですよね。
私達夫婦は、「これで寝てたら、う〇こも太いが根性もふてー野郎だな」と帰路の車の中で話していたのです。
まだ、少しでもかわいさが残ってて一安心です。
よし、いくぞーーー!!
父ちゃんの掛け声とともに、スッポンが押し込まれます。
ズッボッボボボーーーー!!ゴボッゴボッ!
溢れそうだった水が特大う〇ことともに引いていきました。
無事任務完了です。
なおった?よかったぁ。
なおったから、大丈夫だよ。もう寝ていいよ。
おい、これからはクソため込まないで、小出しに出せよ。
は、はい。
だから、男ってもう...
しかし、その後も何度かトイレを詰まらせる娘でした😂
あの時買ったスッポンは今も健在です。
みなさんの家庭にも、一家に一本、スッポンを用意しておくことをおすすめします🤣
おわり
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