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【光る君へ】第41話感想考察・あらすじ「揺らぎ」|道長の動揺〜三条天皇の揺さぶりと顕信の出家

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話が要領を得ないほど老いた乙丸だけど、同じように歳を経ているいとさんは、はっきりと言いたいことを言ってるのね😅

女性は強し。

こんなところの細やかな描写にクスッとしてしまう冒頭です。

引用元 光る君へ公式X

第41回人物相関図

引用元 https://www.nhk.jp/p/hikarukimie
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目次

母子の語らい

  • まひろは賢子を助けてくれた双寿丸に礼を言うが、いとは、姫様とは身分が違うのだからと早々に追い返そうとする

    「姫様って面でもないよな🙄

    双寿丸の言葉に賢子は声を上げて笑う🤣🤣

  • まひろと賢子は双寿丸の話をする

    「お前は、先ほどのような武者にも優しいのね。あのように言われても怒ることもなく」

    「私は怒ることが嫌いなの」


    幼い時の道長と同じことを言う賢子に、まひろは道長の気質を受け継いでいるのだと感じる。

三条天皇の動き

  • 三条天皇は公任に内裏へ移る手はずを整えるよう命じる

    公任は実資のほうが適任だと述べるが譲らない。

    道長と公任は不安を口にする。

    「前の帝に重んじられた者は遠ざけたいとお考えのように見えるが」

    「ならば、振り回されないようにやってまいろう
    🤨

  • 三条天皇は側近に、道綱、隆家、道長の息子の教通を望む

    教通の兄・頼通は自分をさしおきなぜ弟が選ばれたのか道長に尋ねる。

    「お前が先頭に立つのは、東宮様が帝になられるときだ☝️

高松殿にて

引用元 光る君へ公式X
  • 明子の二番目の子・顕信が、自分たちはいつ公卿になれるのかと道長に尋ねる

    「土御門殿の頼通様は、すでに正二位の権中納言。納得がゆきませぬ😤

    そういうことは帝の心一つだから待てと道長は言う。

    「安心なさい。父上は、そなたたちのことを、ちゃんとお考えくださっていますよ」


    明子はそう言い聞かせる。

三条天皇のかけひき

引用元 光る君へ公式X
  • 内裏に入った三条天皇は道長に、関白として支えてほしいと告げる

  • 道長は辞退する

  • 三条天皇は諦めるが、条件を一つ出す

    「娍子を女御とする。妍子も女御とする」

    道長は先例もないからと反対するが、三条天皇は聞き入れない。

    「関白のことは分かったゆえ、娍子のことは断るでない。娍子も妍子も女御だ❗️

  • 道長はまひろの局を訪ねる
  • まひろは道長に自分の権力を示そうとしたのはなぜかと尋ねる

    「俺は常にお前との約束を胸に生きてきた。今もそうだ」

    返答できずにいるまひろに、道長はこれからも中宮を支えてほしいと言い添える。

ききょうの訪問

引用元 光る君へ公式X
  • 藤壺での歌会に突然訪れるききょう

    敦康親王から彰子への届け物だと椿もちを持参。

  • 敦康の様子を訪ねる彰子

    ききょうが答える。

    「もう敦康様のことは、過ぎたことにおなりなのでございますね。このようにお楽しそうにお暮しとは思いもよらぬことでございました」

  • 赤染衛門がききょうに歌を一首所望する

    「ここは、私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ😤」

  • ききょうは、敦康には脩子内親王と自分がついているのだから、忘れてもかまわないと彰子に言い放つ

  • 後日、敦康親王が行成を連れて藤壺を訪ねる

  • 敦康は不満を口にする

    「せっかく参りましたのに、お顔が見えねばつまりませぬ」

    皆が戸惑っていると、敦康は御簾の中に入って、光る君のようなことはしない、ただ顔を見たかったのだと言う。

  • 道長は、敦康が二度と内裏に上がらせないようにと行成に命じる

    「恐れながら、左大臣様は敦康様から多くのことを奪い過ぎでございます」

    「お前は私に説教するのか」

    「左大臣様がおかしくおわします‼️

双寿丸ふたたび

引用元 光る君へ公式X
  • 平為賢に付き従い盗賊を捕らえに行った帰りに賢子を訪ねる双寿丸

    まひろも帰宅し、皆で夕餉を食べる

  • 双寿丸は、字は読めぬが自分の名前なら書けると言う

    唐突にまひろが言う。

    「足で書くの?…そなたはそのような身なりをしているけど…実は高貴なお生まれではない?」

  • 武者だから字は読めなくていいと言う双寿丸

    人には得て不得手がある、自分の得意なことで戦えばよい、武者であることに誇りを持っている。

    殿様のところで武術を学び、一人でたたかうのではなくみんなで戦うことを学んでいると言う。

    「仲間がいれば楽しいし、仲間のために強くなろうと思える」

知恵を授けるまひろ

  • 道長は、彰子に敦康親王と会うことを控えるよう進言

  • 彰子はまひろに、父の言いなりにはなりたくないと語る

  • まひろは仲間を持つことを勧める

    「中宮様には弟君が大勢おられましょう。皆で手を結べば、できないこともできます」

  • 彰子は藤壺に、頼通と教通、頼宗と顕信を呼ぶ

    「そなたらが困ったときは、私もできる限りのことをするゆえ、東宮の行く末のために、皆、力を貸しておくれ。父上のよりよき政のためにも、われらが手を携えていくことが大切だ🤝

  • こののち、彰子は枇杷殿に移り、三条天皇の女御・妍子が藤壺に入る

妍子の誘惑

引用元 光る君へ公式ページ
  • 妍子は藤壺に敦明親王を招く

    御簾の外に出て、妍子は敦明親王に顔を近づける。

    「す、き❤️」

    「おやめくださいませ」


    「だって敦明様も延子様より、私のほうがお好きだもの」


    「そこまで!😖」

  • いつのまにか現れた敦明の母・娍子が妍子に非礼を詫びる

  • 興ざめした妍子は、これを機に火遊びはやめる

足元すくわれる道長

引用元 光る君へ公式ページ
  • 三条天皇は娍子の弟・通任を参議に任ずると道長に告げる

  • 道長は早すぎると反対する

  • 三条天皇の反撃

    「左大臣も、息子たちを取り立てておるではないか。朕は左大臣の息子の教通もそばに仕えさせておる。ゆえに通任も参議にしてよいではないか」

    三条天皇は、空いた蔵人頭の席に顕信をと提案する。

  • 道長は三条天皇の提案を断る

    道長に不満をぶつける顕信に、今は三条天皇に借りを作ってはいけないと説き伏せようとしたが、顕信は納得しない。

    「私は父上に、道を阻まれたのですね。私はいなくてもよい息子なのでございますね😭

    明子も声を荒げる。

    「帝との力争いに、この子を巻き込んだあなたを、私は決して許しませぬ!💢」

  • 顕信、出家する

    比叡山の僧が火急の用だと土御門殿を訪ねる。

    「藤原顕信様、本日ご出家あそばしてございます」


    思いもよらない知らせに、道長は絶句した😨

    明子は狂ったように道長を責める。

    「あなたが顕信を殺したのよ!😡」

つづく…

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まるで直秀が生まれ変わってきたような雰囲気の双寿丸。

早く退出させてしまってごめんねと大石さんから直秀推しへのプレゼントのように感じてしまったわよ。

双寿丸に惹かれていく賢子ちゃんがキラッキラしていて、三郎や直秀に出会った頃のまひろを思い出しますね🥰

母娘の関係も修復されて、娘の初恋をそっと見守るまひろに、やっと母としての落ち着きが見えてきて私はホッとしましたよ。
(まひろと道長の恋愛にはちょっと食傷気味でして😓)

しかし、いとさん、もうちょっと双寿丸にやさしくしてあげて〜😅

老獪な三条天皇の手腕

25年も東宮に甘んじ、天皇になるのを虎視眈々と待っていた居貞親王。

その間、公卿たちの力関係や心情などを観察していたんだろうなぁと思わせる道長との緻密な駆け引きに、老獪さを感じて唸ってしまったわよ。

絶対に、天皇になったら道長をギャフンと言わせようと策を練ってたわよあれは🤔
歳とってるだけあって、一条天皇のように簡単には操れなさそうだね、ああいうたまは。
道長にとっては難敵になりそうな予感がして痺れそうよ😂

三条天皇役の木村達成さんの声がまたいいのよ!
これから道長の思い通りにはさせないよってマウント取ってるような、ほんの少し挑発してるような声にゾクゾクしてしまうわ😆

道長は公任に「ならば、振り回されないようにやってまいろう」って言ってたけど、初手から振り回されっぱなしなのが哀れすぎて、思わず笑っちゃったわ🤣

父・兼家の頃からやってきた身内びいきの人事が、まさか自分の足元をすくわれる材料になろうとは思ってもなかったんだろうね。
追い込まれていく道長の顔を見てるとかわいそうだけど、視聴者としてはこういう政治的なかけひきをもっと見たかったから、よだれ垂れるくらいの嬉しさですよ🤤

三条天皇ファイトー‼️
道長がんばれー‼️
って旗振って応援したくなるような素晴らしいファーストラウンドでした🚩📣😁

近づきつつある武士の世の足音

双寿丸が出てきたことで、武士の世が近づきつつあるのを感じます。

双寿丸の殿様・平為賢がいかにも強そうで、盗賊を捕まえにいく姿は、これまで出てきた検非違使らとはまるで違うもののようです。

その殿様のもとで武術を学び武者に誇りを持っている双寿丸が、身分違いをものともせず賢子と語らう姿は、もうそこまで武士の世がきている象徴のようです。

殿様の教えも素晴らしいけど、自分の出生に対し卑屈にならず、素直に歩んでゆく双寿丸にたくましさを感じつつ、直秀が生きていた頃から時代は少しずつ変化していってるんだなとしみじみと感じました。

そんな双寿丸に惹かれていきつつある賢子ですが、この淡い恋がうまくいくわけないですよねぇ🥲

賢子はいずれ内裏に上がり女房となるのだから、実ることのない恋だとわかっていても、若い二人の恋とも思っていない屈託のない笑顔を見てると、どんな別れ方をするのか今から気になるところです😅

力を蓄え始める彰子

敦康親王を東宮としなかった件で、父・道長とはギクシャクし始めてきた彰子。

父の言いなりになりっぱなしなのは嫌だという彰子の思いにまひろが授けた知恵が…
双寿丸が語った「一人で戦うのではなくみんなで戦う」ということ。

それによって彰子は腹違いの弟たちも集めて、父上の政が間違った方へ向かないように父上の力になろうと言って結束してしまった。
これを機に彰子は内裏で大きな力を得て、道長亡き世も政を支えていくようになるのでしょうねぇ。
ほんっと無理のない素晴らしい脚本だわ😲

まひろはやっぱすごいねぇ。
何気ない双寿丸との会話で心に引っかかった言葉を、自分の中で咀嚼して中宮への助言と変えていく。
作家脳があるからこそできたことかもしれませんね。
中宮・彰子と紫式部が切っても切れない仲なのがよくわかる描写でした。

顕信の出家がもたらすもの

父上に疎んじられていると感じてしまった顕信の出家ですが、道長の本当の気持ちはどうだったんでしょうね。

出家してしまったことは正直驚いただろうし、ショックは受けたと思うんだけど…
比叡山の僧に聞かされた時の表情は、茫然自失とまでは感じられなく、大きな衝撃を受けてる風でもないんですよね。

明子の子たちと倫子の子たちを差別をしていたことは事実だし、お前たちのことは考えておるという言葉にもあまり真実味が感じられないんだよね😓

子供を思ってと言うより、政治的な駒としか考えてないようにしか思えません。

自分の子の出世ばかりを気にしている明子のことも、少しウザって思ってるかもと見えてしまいます。

人の良さも垣間見える道長なので、完全にブラック道長になったとは思えませんが、グレーになったのは否めません。

顕信の出家は案外道長にとっては、駒が一つなくなったくらいにしか感じてないのかもしれず、さほど大打撃を受けてもいないのかもしれませんね。




ききょう姉さんのカチコミも迫力があって凄かったけど、娍子さんのドスの効いた「そこまで!」も迫力満点で素晴らしかったわ〜☺️
強い女の勝負に出た時の声や表情は、任侠好きの私にとって胸が躍ってしまうシーンでした。

なおらん

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42話につづく…
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