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【光る君へ】第27話感想考察・あらすじ「宿縁の命」|まひろが産んだのは道長の子⁉︎すべてを受け入れる宣孝の愛とは

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娘・彰子の入内を決めた道長。

心の迷いを吹っ切るかのように石山寺を訪れた道長が目にしたのは、まひろの姿だった。

運命に遊ばれているかのように引き寄せられる二人。

二人の行く末に待ち受けるのはいったいどんな道なのか…

引用元 光る君へ公式ページより

第27回人物相関図

引用元 https://www.nhk.jp/p/hikarukimie
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目次
あらすじリスト
  • 石山寺で再会するまひろと道長は再び肌を重ねる
  • 定子が懐妊する
  • まひろも妊娠する
  • 道長は彰子の入内のために公卿の和歌を貼った屏風を作成させる
  • 一条天皇が母・詮子に本心を打ち明ける
  • 11月、定子が皇子を産み彰子が入内する
  • 一帝ニ后の案が出る
引用元 光る君へ公式Xより

石山寺の境内を歩きながら、あれこれと話をするまひろと道長。

道長は会わずにいた間のまひろの様子をよく知っており、心中までも見えているかのようです。

偉くおなりになって、人の心を読めるようになられたのですね。

偉くなったからではない。

まひろが越前での暮らしを語り、宋の言葉を話して聞かせると、驚く道長です。

そのまま越前におれば、宋の国に行ってしまったやもしれぬな。

されど都に戻ってまいりました。

戻ってきてよかった。

会話が途切れ、まひろが供の者のところに戻ると切り出しました。

お目にかかれて、うれしゅうございました。お健やかに。

お前もな。

そう言い合い、いったん別れた二人だが、戻りかけたまひろの前に再び道長が現れます。

互いに駆け寄り強く抱きしめ合う二人。

そのまま肌を重ねたあと、道長が尋ねます。

今一度、俺のそばで生きることを考えぬか。

…お気持ち、うれしゅうございます。でも…

俺はまた振られたのかとつぶやく道長でした。

引用元 光る君へ公式Xより

安倍晴明の予言通り、藤原定子の懐妊があきらかとなります。

一条天皇は一目散に定子のもとへ向かい喜びを伝えるが、定子は申し訳なささで消え入るようでした。


定子の懐妊で動揺するであろうと思われた倫子は、意外にも気丈で、家の一大事と彰子の入内に向け意気込んでいるのです。

倫子は、入内後彰子を皆の注目を集める后にするために、華やかさ、明るさを身につけさせてほしいと赤染衛門に頼みます。

引用元 光る君へ公式ページより


せめて明るく声を出して笑うようにさせたいとみずから手本を示しもしたが、思うようにはいかないのでした。

引用元 光る君へ公式ページより

宣孝が久しぶりにまひろを訪ねます。

喜べ。11月に行われる賀茂の臨時祭にて、神楽の人長を務めることとなった。その後、宇佐八幡宮への奉幣使として豊前にも参る。

重要な役目を二つも任された宣孝は、これも左大臣のおかげと上機嫌です。

まひろも素直に祝いの言葉を述べ、宣孝が持ってきた土産も喜んで受け取ります。

いとからの助言が頭にあったからです。

憎まれ口をたたかぬまひろは、何やら恐ろしいのう…あまり人並みになるなよ。

では、時々人並みになります。

軽口をたたいて笑いあう二人は、復縁しました。

引用元 光る君へ公式Xより


この年の初夏まひろの妊娠がわかり、宣孝は喜び、まひろの体をいたわります。

腹の子が宣孝の子ではないと確信するまひろは、宣孝に別れてくれと頼みます。

しかし、宣孝は不実な者同士が夫婦となったということは、こうなることも承知であったとまひろを諭し、一緒に子供を育てていこうと言うのでした。

引用元 光る君へ公式ページより

彰子の入内は吉日である11月1日がふさわしいと決まります。

しかし、定子の出産も11月になると思われていたため、一条天皇は思い悩みます。

公卿たちは、彰子が女御になれば、定子に執着する一条天皇の心も落ち着くだろうと考え、入内を歓迎しています。



道長は彰子の入内を盛り上げるため、公卿たちが詠んだ歌を屏風に貼り、内裏に持参させようと思いつきます。

公卿たちが名入りの歌を献じたことを示せば、帝も彰子に一目置かれよう。

これには倫子も賛成し、道長は行成に清書を頼むことにします。

しかし、実資だけは頑なに断るのでした。

すると思いがけず花山院からも歌が届けられます。

思惑がどうであれ彰子の入内に箔がつくと、道長は喜びます。

完成した屏風は圧巻の存在感を放ち、こうして彰子は11月1日に入内します。

それから6日後の11月7日には、定子が皇子を産み、一条天皇は涙を流して喜びました。

引用元 光る君へ公式Xより

藤原伊周・隆家兄弟はそろって出産した定子のもとを訪ねます。

これで左大臣も、俺たちをむげにはできまい。皇子様が東宮になられれば、再び我らの世となる。

伊周は喜んだが、隆家の考えは違っていました。

生まれた皇子様が東宮になられるということは、帝がご退位されるということですよ。帝が退位あそばせば、姉上の力も弱まる。

焦るとよい結果にならないと言う隆家に伊周が怒り出すと、定子が割って入ります。

喧嘩しないで

詮子が皇子誕生を祝うために一条天皇のもとを訪れます。

皇子様はいずれ、東宮となられる身。お上のように優れた男子に育っていただかねばなりませぬ。

朕は、皇子が私のようになることを望みませぬ。

朕は母上の仰せのまま、生きてまいりました。そして今、公卿たちに後ろ指を指される帝になっております。…こたびも、母上の仰せのように、左大臣の娘を女御にしました。されど、朕が女御をいとおしむことは、ありますまい。

いいかげんに中宮に気をお遣いになるのはおよしなさいませ。

そう諭す詮子に、一条天皇は抱え続けてきた本心をぶつけます。

そういう母上から逃れたくて、朕は中宮に救いを求め、のめり込んでいったのです。すべてはあなたのせいなのですよ。

自分は詮子の操り人形で、円融天皇に愛されなかった詮子の慰み者だったと言い放つ一条天皇でした。

一条天皇はその場を立ち去り、彰子のもとへ向かいます。

そこには道長と公卿たちが控えており、彰子の背後にはたくさんの和歌が貼られた屏風がありました。

そなたのような幼き姫に、このような年寄りですまぬな。楽しく暮らしてくれれば朕もうれしい。

…はい。

それきり会話は途切れてしまうのでした。

定子が皇子を産んだ11月7日は、彰子の女御宣下の日でもありました。

体調の悪い道長は、これを自分の運の陰りと憂いたが、晴明はなんの問題もないと告げます。

太皇太后・昌子様が先頃お隠れになりましたゆえ、皇后の遵子様を皇太后に祭り上げれば、皇后の座はあきます。そこに中宮・定子様を入れたてまつり、そして彰子様が中宮になられれば、皆もひれ伏しましょう。

これでは一人の天皇に二人の后がいるという前代未聞の事態となるが、晴明は「一帝二后」により彰子の力は強まり、道長の体も回復すると断言します。

引用元 光る君へ公式Xより



そして、同じころまひろも娘を出産したのでした。

つづく…

用語集 大河ドラマ「光る君へ」第27回

賀茂臨時祭(かものりんじさい)…京都の上・下賀茂社の祭。59代・宇多天皇が即位前の元慶6年(882)に冬祭を行うべきと託宣をうけ、寛平元年(889)11月21日にはじめて藤原時平を勅使として臨時祭を行い、以後毎年11月末の下の酉(とり)の日に行われた。

皇后(こうごう)…天皇の正妻。立后(りっこう/冊立[さくりつ])の儀を経て皇后となる。

皇太后(こうたいごう)…前天皇の皇后、あるいは現天皇の生母。

太皇太后(たいこうたいごう)…先々代の天皇の后(きさき)。本来は天皇の祖母で后にのぼった者。あるいは皇后から皇太后、さらに太皇太后にのぼった后。

中宮(ちゅうぐう)…もともとは太皇太后、皇太后、皇后の住まいのこと。転じて三后の別称となる。皇后とほぼ同格。

女御(にょうご)…天皇の寝所に侍する后妃の位。皇后・中宮に次ぐ。女御は、親王または大臣の姫君。

奉幣使(ほうへいし)…奉幣のため、陵墓・神社などに参向する使者。

引用元 大河ドラマ「光る君へ」公式ページ特集より

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まひろと道長がまたイチャイチャしてましたけど…

こういう不倫関係ってめっちゃ嫌い😠

何年も忘れられぬ人を引きずって生きるってのが、どうも性に合わないのよね。

一度終わらせた恋なら、ちゃんと終わらせてくれよ。

ましてや互いに妻や夫のいる身。

ちゃんと相手のことを考えれば、こんなことできないはずです。

まひろと道長って自分勝手すぎんねん😡

はっきり言って二人が抱き合うシーンは、背筋がゾッとするほどでした。

どうしてもこういう時、裏切られている方(宣孝や倫子)に思いがいってしまって、怒りの感情がふつふつと湧き上がってしまうのよね😓

平安時代のこととわかっていても、超現代人の感覚で物語を見てしまう昭和生まれのおばさんの感想です😅

道長VS宣孝

まひろと宣孝が夫婦になったことを知っているのに、自分の欲望を抑えられない道長に今回ばかりは怒りの感情が湧いてきてしまいました。

偶然石山寺で再会し、月夜に昔を懐かしみながら積もる話をするだけで終わるのなら、二人とも成長したなぁ、元カレとこんな風に話せるっていいなぁと感慨深く見れたのですが…

いい大人が後先考えず感情のまま動くって…
もはや獣ですやん😣
(まひろと道長のような熱烈な恋愛をしたことがないので、1ミリも二人に感情移入ができないおばちゃんのヒガミと受け取られても致し方ないけど…😓)

絶対あきまへん‼️
不倫は誰も幸せになりません‼️
(平安時代に不倫なんて概念があったかどうかわからんけど、密通はあかんよね)

和歌を書かない実資にさらっと嫌味を言ったりと、権力の座についた道長はちょっと嫌な面が
見えてきて、道長の株がじょじょに下がっていくようでした。



対照的に今回で己の株を爆上げさせたのが宣孝です。

まひろの腹の子が自分の子ではない、誰の子であろうと(おそらく左大臣との子だとわかっている)自分の子として受け止めて、一緒に育てようと言ってくれる。
まひろにこれ以上の愛を与えてくれる人は他にいません‼️

まひろの心を軽くするために、左大臣との利害関係や不実者同士だからお互い様だと言ってあげるところに、懐の深さと大人の男の余裕や深い優しさを感じました。

これまでは、まひろ以外の人間はどうでもいいような態度や言動があって、こんな価値観の男は嫌だなと思っていたけど、根っこにあるまひろへの愛が深いゆえだったと思うと許せてしまいますね😅

けど、いつからこんなにまひろに対して愛を深めていったのでしょうね🤔
宣孝がまひろを手放すことは絶対にないって言ってた太郎ちゃん(惟規)は、人を見る目が相当肥えていたんですね。

道長VS宣孝、今回は宣孝さんの圧勝です!

詮子へ感情をぶちまける一条天皇

皇子誕生の祝いを述べにきた詮子に対し、一条天皇は貯めていた感情をすべて吐き出してしまいます。

このシーンは見てられないほど辛いシーンでした。

誰の愛も受けられずに生きてきて、我が子が良き帝となることだけに心を傾けてきた詮子が、我が子からも否定されてしまう姿は痛々しすぎて…😭
詮子はどうしてこんなに試練を与えられてしまうのでしょう。

道長に血を流す時がきたのよと言ってたけど、彼女は死ぬまで血の涙を流さなければいけないのでしょうか😭

公卿たちに後ろ指をさされるような帝になってしまったことを、すべて母のせいにしてしまう一条天皇にはらわた煮え繰りかえりましたわ😡

己を信じ己の才覚と行動力で生きてきた詮子が大好きだったので、こんなにも辛いことを息子から言われてしまった彼女が、今後どうなってしまうのかとても気になるところです。

個人的には、甘ったれボンボンの一条天皇と、一条天皇からの愛に隠れしたたかな定子の横っ面を引っ叩くような、女院としての力を振り絞ってギャフンと言わせて欲しいけども…
(どうもこの一条天皇と定子のこと好きになれないんだわ😒子を産むことなど許されぬ身と嘆きながら、一条天皇の愛を確かめホッとしている定子の顔を決して見逃したりしませんわよ)

吉田羊さん演じる詮子は大好きな人物です。
息子に拒絶されたとて、これからも力強く生きてほしいと願います。



心の中を見せようとしない彰子が今後どんな風に変化していくのか。
睡眠時無呼吸症候群のような症状で死へのフラグが立ってしまった宣孝だが、宣孝の死後子を産んだまひろはどうなっていくのか。
今後も気になる要素がいっぱいだけど、源氏物語はいつから書き始めるんやろな。
道長の子を産むまひろは、この事実を藤壺と光源氏に投影させるということなんやろな。
大石静の脚本はほんまエグいな😆

なおらん

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https://twitter.com/gtt214214/status/1812447626174074978?s=61
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