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【どうする家康】第34話あらすじ・感想考察「豊臣の花嫁」|城内に響き渡る涙の「数正のあほたわけ」

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1585年(天正13年)11月13日、石川数正は羽柴秀吉のもとへ出奔。

それは、徳川家中に大きな衝撃を与えました。

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目次

【どうする家康】第34話 あらすじ

徳川家康たちは、数正の屋敷を確認したのち、主のいない岡崎城に入ります。

家康はじめ、家臣たちは一様に肩を落としていたのでした。

動揺

酒井左衛門尉忠次

数正には数正なりの…何か深い考えが…

左衛門尉はこのままではいけないと気持ちを入れ替え、皆に声をかけました。

井伊直政

このような書き置きを残してでござるか?殿を侮辱するものぞ!

「関白殿下是天下人也」の書き置きを手に取り言う直政に、左衛門尉は返す言葉もありません。

家康

もうよい…去った者のことは忘れよ。今後のことを考えよ。

本多正信

まさしく難儀なのは今後。あのお人が敵についたということは、我が方の仔細、裏の裏まで何もかも秀吉に渡ったとみるべきでござるからな。今度こそ秀吉は迷うことなく攻めてまいりましょう。

極めて冷静な正信に一同は不安に襲われます。

家康

守りを固め戦に備えよ!

正信は、我が方の陣立てを改め、武田の軍法に倣ってみてはと助言します。

井伊直政

私にお任せを!

家康

ただちに取り掛かれ!

家康の命令に皆、気持ちを切り替え、勇んで飛び出していきます。

左衛門尉だけが残り、家康に言います。

酒井左衛門尉忠次

私にも何も告げずに去りました。残念でござる。

そこへ於愛がやってきました。手には小さな仏像があります。

数正の屋敷にあったものだと言う於愛。

家康は辛そうに顔を背けます。

家康

そんなもの持ち込むな、燃やしてしまえ!

家康は数正の書き置きを火にくべます。

数正は家康にもっとも長く仕えた人物だったのです。

左衛門尉と於愛は家康の心の痛みが、手に取るように伝わるのでした。

天正地震

その夜、数正と秀吉に襲われる悪夢を見る家康。

風に当たってくると言う家康に於愛も連れだって部屋を出ます。

その時、ガタガタと地面が揺れ、部屋の棚からは物が落ち、明かりが倒れます。

11月29日、巨大地震が中部地方を襲いました。いわゆる天正地震です。

三河国内も大きな被害を受け、死者が多数出ました。

しかし、より甚大な被害が出たのが、秀吉の治める畿内一体でした。

死者数は見当もつかず、どこもひどい有様です。

ちなみに兄さま、徳川との戦に備えとった大垣城も、焼け落ちてまったわ。

そう言う秀長に寧々(和久井映見)がびしっと言います。

もはや戦どころでないわ。民を救うのが先でごぜえます。すみやかに立て直さねば、我らの足元が崩れてまう。

秀吉

わかっとる。つくづく運のええ男…家康っちゅうんは。

寧々に言われて、舌打ちをする秀吉でした。

秀吉からの人質・旭

ほどなくして織田信雄が岡崎城を訪ねてきました。

…畿内も被害はさらに甚大。関白は手間取っておる。だが徳川殿、そなたにとっては天の助けじゃ。関白はまさに兵を差し向ける寸前であった。そなたは命拾いしたんじゃ。

信雄は哀願するようにさらに続けます。

上洛なされ、今しかない。もう負けを認めるべきじゃ。天下は関白のもの。数正は賢かったと思うぞ。

家康

もとはと言えばどなたのせいか。信雄様が勝手に和睦をしたせい…

怒る家康を左衛門尉がなだめるように言います。

酒井左衛門尉忠次

信雄様、我らは関白を信用できませぬ。上洛すれば殺されぬとも限りませぬ。

では、関白が人質を出せば…上洛するか?

突然の提案に家康と左衛門尉はとっさに返事ができませんでした。

上洛するんじゃな?

信雄はにやりと笑います。

そりゃあ、戦をせずに済むのは結構でごぜえますが、誰を人質に差し出すので?我らには子がおりませぬがね。

寧々が秀吉に問うと身内はいると答えます。

その時、秀長が一人の女性を連れてきました。秀吉の妹の旭(山田真歩)です。

家康にゃ正室がおらんで…関白の妹なら文句あるまいと兄さまが。

輿入れされるんきゃ?されど旭殿にはだんな様が…

離縁させるという秀吉の言葉には有無を言わせぬ威圧感がありました。

秀吉

ええな、旭?おめえがうまくやらんと次は、母さまを送ることになりかねんに。これくれぇ役に立ちゃーせ。


旭の件の書状を読んだ家康は怒りをあらわにします。

酒井左衛門尉忠次

よほど地震の後始末に手を焼いておるのでしょう。

家康

わしはもう正室は取らんと決めておる。この話は何としても断る。何か知恵を貸せ、かずま…正信。

思わず数正の名を呼ぼうとした家康。正信と目が合い、慌てて正信の名を呼んだのでした。

本多正信

ありませんな。正室とはいえ形ばかりのこと。もらえるものはもらっとけばよいのでは。秀吉の妹ならば利用する値打ちは大いにありましょう。上洛するか否かはまた別のこと。

こうして1586年(天正14年)5月、秀吉の妹・旭姫が家康の正室として、浜松に輿入れすることに。御年44歳でした。

飼い殺し

やがて、浜松城に旭が輿入れします。

家康の気持ちはお構いなしに、祝言は賑やかに行われます。

旭は勧められるままに酒を飲み、上機嫌で喋り続けるのです。


器量はともかく話術は巧みで、於大や於愛ともすっかり打ち解ける旭。

しかし、家康の心はかたくなです。

すると、正信が声をかけてきました。

本多正信

殿…老婆心ながらそれとなく探らせておりまして…大坂周りを。

秀吉の元でどんな華々しい活躍をしているかと思えば、数正は屋敷から出ることさえめったにないらしいと言います。

本多正信

これは、いわゆる飼い殺しですな。

数正は徳川が送り込んだ間者かもしれず、そうでなくても、長年仕えた主を裏切るような不忠者を簡単に重用するはずもないのです。

家康の顔には悔しさと淋しさが。

数正とは何かと意見が対立した平八郎、小平太、直政らも同じ気持ちでした。

うっとうしく、決して好きではなかったものの、皆数正を心の中では敬っていたのです。

次なる人質

一向に上洛しない家康に業を煮やした秀吉は、次に自分の母親・大政所を浜松によこすと言ってきます。

母様は…うんとは言わんに。

秀長は尻込みします。

秀吉

弟よ、これが最後だわ。母様が着いたその日に上洛せえと家康に告げよ!さもなくば、天下こぞっての大軍を差し向けるとな!

秀吉の最後通告に浜松城でも、張りつめた空気が漂います。

母が来ると聞いた旭も一瞬呆然となります。

すっかり旭と打ち解けた於大と於愛は家康の居室に向かい、旭と大政所が不憫だと訴えます。

家康

わしの正室は一人じゃ。猿の妹などではない!

人を思いやれることが、そなたの取り柄と思うておったがの。

於大に痛いところをつかれ、言葉につまった家康でしたがすぐに反論します。

家康

思いやりなんぞで、国を守れるものか。これはわしと秀吉の駆け引きじゃ!

おなごは男の駆け引きの道具ではない!

家康

母上らしくない物言いですな、ご自身こそさんざんそのような目に…

だからこそ、せめて蔑ろにされる者を思いやれる心だけは失うなと申しておる。男の夢や野望のためにおなごが利用されるのは、もううんざりじゃ。

吐き出すように言う於大の言葉にたじろぐ家康。さらに於愛が続けます。

於愛

離縁した旦那様は行方知れずだそうでございます。

二人の視線に耐えられず部屋を出る家康でした。

評定

主殿に向かうと左衛門尉、正信、平八郎、小平太、直政、彦衛門らが険しい顔つきで家康を待っていました。

鳥居彦衛門元忠

畿内も地震から立ち直りつつあり…拒めば、今度こそ戦かと。

本多平八郎忠勝

それでもよいではござらんか。何年でも戦い続け、領国を守り抜く。

平八郎が気を吐くと、直政も続きます。

井伊直政

左様、初めからそのつもりであったはず。迷うに及ばず。

酒井左衛門尉忠次

それは本心か、平八郎、直政?本当に戦えると思うか?どんな勝ち筋があると言うんじゃ。

二人とも押し黙ります。

左衛門尉は強い口調で言い、ぐるりと一同を見まわします。

酒井左衛門尉忠次

殿、殿も本当はわかっておられるはず…我らは負けたのだと。それを認めることがおできにならんのは、お心をとらわれておられるからでございましょう。

本多正信

とらわれているとは、何に?

酒井左衛門尉忠次

今は亡き…お方様と信康様…

家康

悪いか?もう誰にも何も奪わせぬ…わしが戦なき世を作る、二人にそう誓ったんじゃ

瀬名に殿を託された平八郎と小平太も家康と同じ思いをさらけ出します。

そこへ於愛がやってきました。

仏像と押し花

於愛

私には難しいことはわかりません。なれどお方様が目指した世は、殿がなさなければならぬものなのでございますか?ほかの人が戦なき世を作るならそれでもよいのでは…。

左衛門尉も於愛に続き言います。

酒井左衛門尉忠次

数正にはそれが見えていたのかも知れんな。自分が出奔すれば、戦はもうしたくてもできぬ。それが殿を…皆を、ひいては徳川を守ることだと。

口を挟んだのは正信でした。

本多正信

だから誰も巻き込まず、己一人で間者となった。罪をすべて一人で背負った。殿のご迷惑にならぬように。

於愛

私ずっと考えておりました。なぜ数正殿が仏様を置いていかれたのか。

於愛は手にした仏像の台座を開けて、中に入っていたものを出しました。

それはすべて押し花でした。

於愛

今はなきあの場所を、数正殿は、ここに閉じ込めたのではありませんか?いつも…築山に手を合わせておられたのではありませんか?

本多正信

なんとも不器用なお方よ。

酒井左衛門尉忠次

それが、石川数正よ…殿、お心を縛り付けていた鎖…そろそろお解きになってもよろしいのでは?

左衛門尉の穏やかな語りかけに、家康は胸の奥にしまっていたものが涙となって流れ出てくるのでした。

家康

平八郎、小平太…わしは天下を取ることを忘れてもよいか?直政…皆…すまぬが、秀吉に…ひざまずいてもよいか?

声を絞り出し言う家康に、皆は殿のせいではない数正のせいじゃと声を上げます。

そして皆の脳裏に数正との思い出が蘇るのです。

家康

数正のあほたわけー!あほたわけー!

皆のあほたわけー、あほたわけーという泣き声が城内に響き渡るのでした。




評定の間を出て、家康は旭の居室に寄ります。

旭は泣きはらした顔でぼんやりとしていました。

家康

もうよい、もうおどけなくてよい。両家の間を取り持とうと、懸命に明るく振る舞ってくれたのに、老いた母君まで来させることとなり、まことに申し訳ない。

あたふたする旭に、わしは上洛すると一大決心を告げます。

家康

そなたのおかげで家中が少し明るくなった。礼を言うぞ。そなたは、わしの大事な妻じゃ。

家康の言葉に、これまで耐えてきたものが一気に溢れ、泣き崩れる旭です。


天正14年10月、家康は上洛のため浜松城で出立の支度を整えています。

家康

関白秀吉が天下を預けるにふさわしい人物か否か、この目で確かめてくる。そして関白を操って、この世を浄土とする。それがこれからのわしの夢じゃ。手伝ってくれ。

秋晴れの空のように澄んだ笑顔で見つめあう、家康と於愛でした。

つづく…

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【どうする家康】第34話 感想考察

「豊臣の花嫁」

44歳にもなる妹を離縁させてまで家康の元へ送る秀吉は、そうとう家康の力を恐れていたってことなのよねぇ。
滅ぼすか完全に臣下にするかしかなかったのです。
地震で戦どころではなくなった時には、かなり焦ったんでしょう。

この時離縁させた旭の夫は、「徳川家康」では離縁状を書き自害しました。
子はなくとも旭を心から愛していたのです。
しかし、関白殿下の言うことには逆らえないのです。

今回は行方不明という一言で終わってましたが、きっと自害したか、秀吉が裏で手を回して亡きものとなっていることでしょう。
それなのに、秀吉のため豊臣のために徳川へ輿入れし、明るく振る舞う旭が哀れでなりません。
旭だって戦のない世を望んでいることでしょうに。
家康が向き合っていなかったら旭の運命は悲惨なものでしたね。


於大が言っていた「おなごは男の駆け引きの道具ではない!」は全女性の思うところでしょう。
家康には人の痛みがわからない、そんな殿になってほしくないと願うばかりです😣

城中に響き渡る「数正のあほたわけー」にはグッとくるものがありました。
特に平八郎と小平太は、瀬名に殿と共に安寧の世を作れと託されたのです。
そして、殿を天下人にという思い一心で今までやってきたのです。

その夢が失われるのですから、悔しさは他のものよりも半端ないでしょう。
家康がそんな彼らの思いを汲んで、謝るところは胸熱でした😭
かっこいいよ、家康さん‼️
あなたはちゃんと人を思いやれる尊い主君ですよ😭

「何とも不器用なお方よ」と正信が言っていたけど、数正の真意を知った家康や彼らは、数正の作った道に従うしかありません。
数正への敬意や悔しさの混じった、何とも切ない「あほたわけー」でしたね。
殿や平八郎、小平太と共に私の顔も涙でぐしゃぐしゃでした😭

数正の殿を思う気持ちが、仏像や押し花に込められ最後に、数正に付き従った鍋の言葉を借りて言わせる演出が秀逸すぎました。
不器用な数正を、34話かけて丁寧に演じてこられた松重豊さんにも敬服です。
40年前に数正を演じた江原真二郎さんに引けを取らない素晴らしい石川数正でした。

何も持たなかった者の欲は止まることがありません。
関白となり姓も豊臣となった秀吉の欲はどこまで進むのでしょうか。
これからの展開、古沢さんの手腕とムロさんのサイコパスな演技に注目したいと思います☺️

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なおらん

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