子供にはあきれ返られているのだが、私はHIPHOPが大好きです。
若い時はロックにのめり込み、洋楽、邦楽問わず暇さえあれば、カセットテープをレンタルしてきてダビングし、一日中音楽を聴いてるような女子でした。(カセットテープというのが時代を物語ってますね^^;)
HIPHOPに目覚めたきっかけは、クレイジージャーニーに出演していたBADHOPを初めて見た2年前の夏の事でした。
きっかけはクレイジージャーニー
2年前の夏の事でした。
テレビを見ていた娘が突如大きな声で叫びました。
『○○がテレビにでてるーーーー!』
誰それ?って感じで見たら、なんともタトゥーがいっぱい入った若者達がぞろぞろと画面に映し出されているではないですか。
どうやらその中の一人が中学の一学年下の後輩らしいのです。
で、その○○ってのはどの子?と聞くと、Barkってのがそうだよと答えが返ってきました。
この子達が通っていた中学も学区の中でも在籍数の少ない小さな学校なので、そんな学校からテレビに出るような子が現れるなんて不思議な感じがしていました。
こんな近いところからテレビに出るような有名人が出るとは驚きで、娘に当時の事を色々聞きながら気づくと、夢中になって見ていました。
BADHOPメンバーについて
BADHOPは、T-Pablow、YZERR、Tiji jojo、Benjazzy、Yellow Pato、G-K.I.D、Vingo、Barkからなる川崎出身の8MCによるHIPHOPグループです。
Vingoだけは東京出身でYZERRに誘われて入ったようですね。
年はBenjazzyだけが一つ上で、ほぼ幼馴染が集まって結成されたグループです。
レコード会社や事務所には所属せず、セルフプロデュースでここまでのし上がってきたのも彼らに引き付けられ応援したくなる要因です。
娘の話を聞いた限りでは、T-Pablow、YZERRの双子兄弟は有名で相当悪いことをしていたみたいですが、悪に埋もれることなく、更生し、今やヒップホップ界のトップを走るまでになったのは、現在もがき苦しんでいる若い子達の道しるべとなっていく事と思います。
では超自己満ベスト10の発表です。
BADHOPおすすめ曲10選
BADHOPおすすめ曲 10位―6位
10位 これ以外
これはクレイジージャーニーでも流れていて、彼らが胸を張ってやれるものがHIPHOPで、これ以外はもう何もない、突き進むだけっていう意気込みが感じられて、おばさんの胸にも突き刺さるものがある曲です。
アルバム 『Mobb Life』収録
9位 Kwasaki Drift
言わずもがな、BADHOPの代表曲
これは関ジャムで、蔦谷好位置さんが2018年上半期ベスト5で5位に選んでましたね。
古田新太さんも大変興味をもっていました。
T-Pablowが放つ ”川崎区で有名になりたきゃ人殺すかラッパーになるかだ” は彼らが通ってきた道の壮絶さが滲んでいておばさんは泣きそうになりました。
ミニアルバム 『BAD HOP HOUSE』収録
8位 Chain Gang
私たち世代はチェインギャングというタイトルを見るとまずブルーハーツを思い浮かべるのではないだろうか。
味は違えど、彼らのChain Gangは淡々としたトラックに、 彼らの生々しい体験からくるリリックが深く心に響く曲です。
アルバム 『ALL DAY』収録
7位 Friends
これは、JP THE WAVYとLEXとのよだれが出るような夢の競演が実現した最強MVです。
特にLEXは18歳という若さにもかかわらず、最後すべてを持っていってしまったフアンの間でも驚愕の1曲となったことは言うまでもない。
BADHOPだからこそ、これだけのメンバーを集められたんでしょうね。
アルバム 『 BADHOPWORLD DELAX 』収録
6位 Ocean View
これはもう最後のT-Pablowのバースでイチコロになるの間違いなしです。
断言します。女でいる以上このMVの彼の笑顔にメロメロにならない人はいないでしょう!
甘いマスクととろけるような極上の声質。
おばさんがキメ―こと言ってんじゃねーよとは言わないでね^^;
この頃のパブロ君が一番好きです。
アルバム 『Mobb Life』収録
いよいよ次からベスト5です。
BADHOPおすすめ曲 5位―1位
5位 Foreign
海外の有名プロデューサー達と製作されたEP『Lift Off』の中の最後の曲。
ウィージー&ターボによるプロデュースでイントロからどんどん引き込まれていきます。
それまでにないBADHOPの色が出ていて、これを聴いてYZERRの魅力を再確認できた感じです。
jojoのバースも気持ちよく、どんどんBADHOPにハマっていくこと間違いなしです。
EP 『 Lift Off 』収録
4位 Diamond
Vingoのバースの ”YZERRとsmork up 現実から飛び出す”っていうリリックで2人の関係性みたいのが見えてきて、これもまた胸が熱くなってくるんです。
また、武道館でこの曲が始まった時の、スマホのライトで照らされた光景は涙がこみ上げてきます。
ミニアルバム 『BAD HOP HOUSE』収録
3位 Life Style
再生回数2300万回を超える超人気曲です。
YZERRのバースで ”昔殴って傷つけた中学の先生が言う 見てるよ頑張れ”でおばさんは涙腺崩壊してしまうのです。
今とは全然違うYZERRの風貌もいいですね!
アルバム 『ALL DAY』収録
2位 Hood Gospel
ここで注目はBarkのバース
”地位や名声手にするのがゴールではなくて次に繋ぐ事が俺たちの役目”というリリック。
彼らは地元に誰でも使えるようにとスタジオを作ったり、今まさにこのリリックのような活動もしています。
JIGGのビートはほんとに気持ちいいよね。
アルバム 『 BADHOPWORLD DELAX 』収録
1位 Suicide
アルバムBADHOPWORLDを初めて聴いた時の一番の衝撃がこの曲でした。
「自殺」という重いテーマの曲であるが、現代の若者の苦悩をさらりとリリックにしてしまう巧みな技に驚嘆してしまう。
とにかくjojoのフックが素晴らしい。唯一無二のハイトーンボイスがこの曲とマッチしていて、苦しみ、切なさ、いろんな感情がjojoの声から湧き出してくるようで、聴いていて震えました。
MVはBADHOPWORLD DELAXのRemixバージョンですが、Hideyoshi&JinnDoggもなかなかいいです。
もちろんパブロ君のリリックも心がえぐられます。(このMVにはないですが^^;)
アルバム 『 BADHOPWORLD DELAX 』収録
終わりに
今回最新アルバムのBADHOPWORLD DELAXから選んだ曲が多いですが、間違いなくBADHOP史上最高のアルバムだと思います。
横浜アリーナのリベンジもいつできるのか、ますます彼らの動向から目が離せません。
どうかコロナが少しでも収まってくれる事を切に願います。
しかし、1,2位以外は非常に選ぶのが難しかったです。
まだまだたくさん紹介したい曲があるんです。
50代のおばさんが聴いても心を揺さぶられる名曲がいっぱいあります。
これをきっかけに幅広い年代に聴いてもらえたら幸いに思います。


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